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米映画「ワイルド・スピード・ファイアーブースト」

2023-05-26 | 映画
2023年米アクション映画・原題「Fast X」監督ルイ・レテリエ作品。
『ワイルド・スピードシリーズ』の第10作目。
『ワイルド・スピード MEGA MAX』でドミニク(ヴィン・ディーゼル)が倒した麻薬王の息子・ダンテ(ジェイソン・モモア)が、10年越しのファミリーに復讐を果たすべくファミリーを追い詰めるストーリー。10年前ファミリーは麻薬王エルナン・レイエスから多額の資産、そして1億ドルの入った金庫を奪った。その直前、エルナンは息子ダンテ・レイエスに「死では慈悲深い。ドミニクを死より恐ろしい目にあわせろ。」と指示を出したあと、エルナンは殺され、自身も傷を負ったダンテはドミニクへの復讐を誓う。今のドミニクは妻のレティ(ミッシェル・ロドリゲス)と共に息子のリトル・Bを育てていた。ハン(サン・カン)・ラムジー(ナタリー・エマニエル)・ローマン(タイリース・ギブソン)・テズの4人が秘密工作組織「エージェンシー」からの要請で盗まれたマイクロチップを奪還するためにローマに旅立つ前日、トレット家にてバーベキューを楽しむ。その夜、出血多量の瀕死になったサイファーがトレット家を訪ねきて、サイファー(シャーリーズ・セロン)はダンテに襲撃された直後であり、ドミニクとレティにダンテの報復について警告する。翌日、エージェンシーのエリック・リーズナーがサイファーを拘留するために到着し、ドミニクとレティにサイファーの話が真実であることを確認するが、チームに任務を割り当てた事実はないとも告げる。ドミニクとレティは、自分たちが罠にはまったことに気づき、エリックと共にハン達を止めるため、彼らと連絡がつけられないままローマへと旅立つ・・・。
制作費3億円は半端なく大掛かり。爆走の車が建物、建造物、他の車、ヘリ等を破壊し暴れまくるシーンは圧巻。ファミリーの絆やコミカルな掛け合いも織り込まれ終盤まで飽きさせない。続編が計画されておりダンテとの闘いも途中で予告編シーンへ、ホブス(ドウェイン・ジョンソン)登場の予告で取敢えず今篇は終了。11作目の続編は「Fast X Part 2(原題)」2025年に公開予定。なお、12作目の作品の制作も示唆されているらしい。


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