米映画 1974年原題「The Taking of Pelham One Two Three」、ジョセフ・サージェント監督作品。
原作はジョン・ゴーディの1973年に発表した犯罪スリラー。NYの地下鉄を武装グループ(ロバート・ショウ)等がハイジャックし乗客を人質に身代金を要求。密閉された地下のトンネルから犯人がいかに脱出するかという点が興味深かった。地下鉄のペラム駅を発車した123号が4人組の男にハイジャックされ、17人の乗客と車掌一人が人質にされた。午後2時13分、要求は「少額紙幣で100万ドル。期限は1時間で、それを過ぎた時は1分に1人ずつ人質を射殺する」。都市交通局警察本部長のガーバー(ウォルター・マッソー)は人質保護のため警官隊に発砲はおろか姿を見せてはならぬ、犯人を刺激してはならぬと厳命。地下鉄は全線マヒし、出入口は閉鎖された。市長は犯人の要求に従い、100万ドルの支払いを承知。残された時間はあと26分。銀行から到着が遅れている中、ガーバーは必死に15分の期限延長を頼むが拒否される。やがて地下鉄内で柱の陰で武装警官の一人が犯人に発砲して激しい銃撃戦に・・・。
張り巡らされた伏線が後半生き、後のリメイク版2009年「 The Taking of Pelham 1 2 3」トニー・スコット監督作品。よりこちらの方が時代を感じさせるが面白かったように思う。
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