埼玉県の片田舎から都内の幼稚園に赴任してきた幼稚園教諭・神尾舞子。待機児童問題、騒音クレーマー、親同士の確執など、様々な問題を抱える中、幼稚園で飼っていた生き物が何者かに殺される事件が立て続けに発生する。やがて事態は最悪の方向へ・・・
幼稚園の問題点・保育行政の暗部を描きながらの犯人捜しのミステリー。残念ながら途中で犯人も簡単に推測できるし、幼稚園の問題についても結局何も解決もない。犯罪動機も納得が行かなかった。主人公のキャラは良いんだが・・・「たたかう君の唄を」の続編らしいが未読。
2020年1月朝日新聞出版
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