読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

福田和代著「星星の火」

2015-08-01 | は行

警視庁保安課の刑事・上月千里と、警視庁通訳センターで中国語を巧みに操る通訳捜査官・城正臣。
独身寮で同室だったふたりが、違法パチスロ店を摘発するため東京・池袋の雑居ビルに向かう。
容疑者の中国人を逮捕して取調べると、日本で勢力を伸ばしている「竜生九子」という在日中国人組織の存在が明らかになる。
城が独自のネットワークを使い捜査を始めると、城の妻子が何者かに拉致された。・・・日本と中国。
二つの国の間で揺れる男たちの葛藤を、通訳捜査官とその相棒の活躍を通して描いた警察小説。
『「星星之火 可以燎原」小さな火花でも、広野を焼き尽くすことができる。(中国のことわざ)』(本文より)
主人公城と美人妻の関係がイマイチ理解できないまま終わったのが残念。
この夫婦キャラは面白ったが似たような在日中国人物は他でも読んだので新鮮味は欠けた。
2014年6月双葉社刊


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