二度目の夫を亡くした作家の草壁ユナは失意の日々を送っていたが、元担当編集者の頼みでブルーライト探偵事務所所長を引き受けることに。そんな折、旧友の中村秋子から「ユナ、助けて」とのみ書かれた謎のメッセージメールが届く。そのころ青い電飾が遺体のそばに撒かれる連続殺人事件が東京の街を騒がせいたのだが・・・撲殺されたOL、刺殺された出版社社員、絞殺された中学生どの事件も、互いに接点のない被害者たちだったが、そばに置かれていたクリスマスの青い電飾。これは無差別殺人か。 愉快犯の犯行か。 それとも秘められた動機があるのかと捜査を続ける警察。一方心配になったユナが秋子の家を訪ねると、彼女を拉致した犯人からメッセージが。また一方、探偵社で依頼を受けた有名人の婚約者の身辺調査が連続殺人と奇妙な繋がりを見せてくる。
いくつもの事件が複雑な絡みをみせる中、すべての推理が重なり合う時、ユナの前に驚愕の真実が現れることに。・・・・登場人物が多いので巻頭のリストを見ながら読むのに、やや苦労した。複雑しぎて結末も消化不良気味。伏線伏線がスッキリしないまま収束感が否めず動機が複雑で弱い印象のみすてりーだっるた。
2016年10月早川書房刊
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