自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

OC Marathonレポート

2014-05-04 21:44:49 | ゴールデン
はっきり言って、フルマラソンというのを甘く考えていました。周りでフルマラソンを走ったことがある人が結構沢山いたので、たぶん自分も問題なく完走出来るだろうと思っていました。4:00:30で何とか完走しましたが、最後の6マイルの辛かったこと、辛かったこと。はっきり言って、その場で棄権して、止めたかったです。


今は達成感というより、とにかく疲れたという気持ちの方が大きいですね。


スタートは5:30am。暗いうちにかあさんとうちの下の息子に車で送ってもらいました。





最初は3:45のペーサーと走っていたのですが、かなり調子が良かったので、少しペースを上げて、3:40分のペーサーと走り始めました。今考えると、これが間違いでしたね。


これは走り始めてから、50分後くらいの地点での写真。まだまだ元気がみなぎっています。





今日の撮影隊は、一眼レフとGoProの二段構え。GoProでは、こんな感じで普通のカメラでは撮れないようなアングルで、素晴らしい写真が撮れます。





バックの太陽とやしの木が綺麗ですね。この頃もまだまだ元気、元気。こんな感じで16マイルくらいを過ぎても快調に飛ばします。


ちょっと苦しいかなと思い始めたのが、18マイル地点。とうとう3:40のペーサーに付いて行けなくなります。ここからは、「自分のペースで行こう。とにかく歩かずに完走だ」と気持ちを入れ替えます。


この後は、本当に崖から転がり落ちるようにペースが下がります。そして、20マイルくらいを過ぎた辺りで、初めて少し歩いてしまいました。


この後、再びかあさんと息子を見つけて、何とか元気そうに手を振りますが、まさに空元気。








この後は、本当に苦しい状態が続き、走っては歩き、走っては歩きの繰り返し。それでも4時間は切れるだろうと思っていましたが、徐々にそれも危うくなります。


そして、25マイル辺りで、とうとう足が攣ってしまいました。コースの真ん中で止まってしまい、全く動けません。すると走っているランナーが、「歩け、歩け。そのうち治るよ。」と激励してくれます。よーし、そうしてみようと、歩き始めます。少し歩くと何とか足が回復して来ました。


あとは、最後の1マイルを何とか走りきろうと頑張ります。26マイルを過ぎた辺りで、もうあと少し、もうすぐだと歯を食いしばります。でも、26.2マイルを過ぎても、ゴールに辿り着きません。どうやらコースが26.2マイルよりも長かったようです。





これはゴール少し前の写真。本当にこの時は苦しかったなぁ。結局、トータルで26.7マイル走り、ほぼ4時間ジャストで完走。





ゴールした後は、かなりの間、起き上がれませんでした。





「あそこまで疲れている人は、あまり見かけなかったよ。」とかあさんに言われてしまいました。ちょっとオーバーかも知れませんが、自分でも、多分これまで生きていて、もっとも疲れた一瞬だったと思います。


何とか完走はしましたが、完全なペース配分ミスです。前半をもう少し抑え気味に走るべきでした。頭では分かっていたのですが、最初は調子が良かったので、ついついオーバーペースになってしまいました。いわゆる「レースハイ」というやつですね。まあ、こういうのもレースの経験を積みながら、徐々に学ぶものなのでしょう。


今日は、おやじアスリート会からは、筋金入りアイアンマンのJimmyさんも参加。3:36という素晴らしいタイムでFinishされました。そしてキャプテンのMasaさんも、GoPro持参で応援に駆けつけてくれました。これは、MasaさんがGoProで撮られた素晴らしいビデオです。本当にMasaさんのビデオ撮りテクニック、編集技術には感銘してしまいます。是非ともこの素晴らしいビデオをお楽しみ下さい。







Julie、今朝は留守番ご苦労。





結構、犬を連れて応援している人も多かったぞ。次回は一緒に応援に来てくれるかい?


明日は、筋肉痛がひどいんでしょうね。起きれるかな?


では。