自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

酷暑の中での山登り

2017-07-16 21:29:12 | サイクリング
今日は、「南カリフォルニア日本人ライダー集合!」の第2弾でした。前回はかなりハードなライドで、最後はヘトヘト。今回は、前回鬼引きをしたリーダーのYN氏が、出張中で不参加。ちょっとは楽になるかと思いましたが、ちょっと甘かったです。


今日のメニューはこんな感じ。





完全な山登りルートです。当初の予定では、80km程度。私がこのエリアに行く時は、大体100kmくらいは走るので、今日のライドは問題ないと思っていました。


朝8時に集合場所で待ち合わせ、30分ほどウォームアップで走った後、山登りに入ります。色々お喋りしながら、楽しく登って行きます。最初の集合時点までは、大体45分位の登りです。ひたすら登りますが、傾斜はそれほど急でないので、サクサク登ります。とは言っても、徐々に口数は少なくなって行きますがね。





とにかく今日は暑かった。最初の集合場所に到着した時点で、私は用意したサイクリングドリンク2本のうち、1本を既に飲み干していました。先週末は、脱水症状でひどい目にあったので、今日は早め、早めの補給を心がけます。


集合場所で集まった後は、山の尾根に沿ってアップダウンが続きます。その後、約40分位走った後、Mt Baldy Villageというエリアにあるレストランで腹ごしらえ。当初の予定では、ここから下って帰路に着く予定でした。ところが、「Mt BaldyのSki Liftまで行きたい!」という私の願望に、全メンバーが付き合って下さることになり、Ski Lift乗り場を目指します。


はっきり言って、これがきつかった。レストランを出た直後は、5-6%くらいの傾斜で、特に問題なく進みます。10分も走らないうちに、傾斜がどんどん急になり、10%以上の勾配の登りが始まり、これが延々と続きます。


もしもこの登りが、走り出した直後だったら、もっと元気に登れていたことでしょう。でも、1時間半ほど登って来た後での、この登りはかなりきついものがあります。そして、スキーエリアに近づいて来ると、さらに傾斜が増し、15%ほどに達します。もう止まってしまうかと思いましたが、ここで最後の手段を使います。それは何かというと、コレです。





私の走った軌跡から分かるように、必殺ジグザグ走行です。私はロードバイクに乗り始めてからこれまで、ジグザク走行したのは1回だけです。今日は、2回目のジグザク走行でした。それもかなり長い区間で。


でも、何とか坂を登り終え、やっとこさスキーリフトに到着!





いや~、苦しかったけど、達成感は最高でした。


この後、少し休憩してから、帰路に着きます。下りだから楽勝でしょ、と思われるかもしれませんが、これがそうでもありません。急な下りなので、常にブレーキをかけながら下ります。ブレーキを掛け続けるのは、カーボンホイールには非常に厳しい。すぐに熱を持ち、カーボンが焦げるような臭いがします。だから、なるべく続けてブレーキを掛けないように、ブレーキを掛けては緩め、掛けては緩めというのを繰り返しながら下って行きます。


低い体勢で、ブレーキのことを気にしながら走っているので、体にも力が入り、脚はそれほど動かさないのに、どっと疲れます。


この後、行きに立ち寄ったレストランで、再び水を補給し、更なる長い下りに入ります。そして、坂を下り切り、平地まで戻り、その後はアメリカで初めて東側と西側を繋いだ、有名なルート66をひたすら走り、出発地点まで無事戻って来ることが出来ました。





今日のライドのサマリーはこんな感じ。





約100km、獲得標高は2,100メートル。酷暑の蒸し暑い天気の中で、このルートを走るのは、とても辛かったですが、同時に最高に楽しかったです。これだから、サイクリングは止められませんね。


今日は、みなさんお疲れ様でした。また、一緒に苦しみましょう!


さて、Haru子。最近、おてんばぶり絶好調で、少々手を焼いております。





でも、さっちゃん、ひなちゃんのお母さんから指導してもらいながら、頑張ってトレーニングしています。Haruのことで、書きたいことは一杯あるのですが、ちょっと長くなって来たので、またの機会に。


では。