ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

続:マスダンパーとルノー失速

2006-07-30 21:44:20 | クルマ
FIAのサイトを見たら詳細な図がありました。下の方には去年のタイプも。英文ですがイラストで大まかなところがわかります。

どうも昨年は金属板の間にスプリングを挟んでいたようで、ノースの振動に対するダンパー機能を持っていたようで、ピッチ変化とかノーズダイブを押さえていたようです。そして今年は上下をスプリングで繋いだマスダンパーになっています。
技術的なことは余り書いていませんが、「去年よりも進化した」とあります。

フェラーリにはその辺の記事がないのでルノーだけの開発タームのようですね。

筒の中に入っていると単に上下動だけ。筒から離れていたら左右方向にも有効なのですが、上下動だけで良いみたいですね。そして効率的にするのならおそらく油圧ダンパーかラバーが必要。
単にスプリングで吊っただけだと揺れ返しで振動してしまうし、振動数があっていないと鬱陶しいだけだ。ラバーはスプリングとダンパーの両要素を持っているのでラバーで吊っているのがよいと思う。(そんなに重くないし熱も掛からない)
吊さなくてもゆるゆるはめ込みでも良いと思う(笑)

本屋でF1関連の雑誌(autosoports F1速報)を見たら既にフロントノーズにマスダンパーの詳細が載っていた。すでに問題になりそうと言う記事であり、先見の明があったのだろう。

ダイナミックダンパーはここのサイトが面白い。
マスダンパーをラバーなどで介在している市販車は多く、バンパーの下等に設置されています。HP10のAT車にもありました。


マスダンパーの原理はこのサイトが判りやすいかな。またはここ

車の場合、そんなに長周期なモノは無いと思うのでラバーブッシュで介していると思います。ラジエータを活用しているとも?


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