一応、自分のオリジナルのフライと思っているので内容をまとめた。
先週、なごみの湖で楽しませてくれたストリーマ系のフライ。
オフセットワームフックのフックアイ後部にマラブとボールチェインアイを巻き止めただけ。
構造はクレイジーチャーリーに似ている。
しかし、クレイジーチャーリーはフックベンドにマテリアルを巻いている。また、模倣対象が甲殻類である。マテリアルはあまり動かない。
また、レシーバの雰囲気も持っている。
デシーバーはバックテイルでマテリアルよりもシルエットで食わすタイプ。
どちらかというとミッキーフィンとデシーバーの類似性の方が高い。
さて、マラブーのストリーマといえば、アオミドロ。
蘊蓄は不要だと思うが、マラブーは少ない目にすること等、タイイングのコツはここにある。
マラブーテイルとボディ(スレッドのみ)とマラブーウィング(腹部と背中)そしてヘッドで構成されている。リトリーブのリズムが大事なのは言うまでもない。
なお、ボディは背骨っぽく見えるのだろうと推察。タイイングバランスが悪いとリトリーブで回転したり、意図しない方向への移動など色々難しいとも聞く。
キールに仕立たのがフレックス
マラブーテイルとダビング系のボディ、そしてマラブーウィング。キール仕様になっているので、比較的安定した動きであることがよくわかる。
他に有名どころとしてはマラブーをテイルに用いて、ボディがわさわさしているいわゆる「バガー」系がたくさんある。
ウーリーバガー、ISマラブー、マラブーリーチ・・・。
ボディのワサワサ感を何で表現するかで派生種は切りがない。モールの上からハックルを巻く(ウーリーバガー)、ラビットファーのダビングとピックアップ(ISマラブー)、フワフワの毛糸(モヘアとかメルティヤーン、その他色々・・・フライ名称はバガーまたは手芸屋SP)、ウーリーバガーのモールの代わりにピーコックハールでもいいし、オストリッチでもいい。バガーもソフトハックルでアクセントしたりすると益々切りがなくなる。
バガーの様にワサワサしたボディがいやって人はマイラーチューブとかでボディを作って・・・ってゾンカーやマツーカへ近づく。またはマラブーをボディに巻く事もある。
しかし、これらのテイルがマラブーであるフライの難点は次につきる
遠投した。ちょっとターンオーバーがマズかったかな?一瞬向かい風が吹いたし・・・。
ラインが沈んでいってるからちょっと待つか、今リトリーブして確認して何ともなければあほらしいし。
よし、上手く行っている事に賭けよう。(何の根拠も無い)
カウントダウン・・・・・。リトリーブ。アタリは無い。でフライをピックアップするとテイルがゲイブに絡んでる。。。。orz....
マズい方に賭けても「あぁ。絡んでないやんけ」と悔やむ。
これを上手く逃した構造がマラブースペイフライのアドレナール(フライフィッシングマニュアル等)。
しかし、アオミドロの構造とは異なる。ウィングをうまく用いるフライだが、スペイフライは甲殻類を模しているのでは?と思うし、マラブーテイルの波打つ感じをちょっと出しにくい。
そこでいわゆるオフセットワームフックをしげしげと眺めた。
大昔、オフセットワームフックは無く、クエスチョンマークを横にした様なフックがあった。
?
フックアイがドットのあたり。このフックだとアイ後部のまっすぐの部分にマラブーを巻き止めて、ボディを形成する事も可能。でも見当たらない。
そこでオフセットワームフックの短いストレート部にマラブーを巻き止め、ボールチェインアイを取り付けるとなんか魚っぽくなる。
画像を見てもらうと判る様に、マラブーはフックポイントを隠している。そしてある程度の長さがあるのでフックポイントの後ろでフワフワたなびく。
アイからフックポイントまでのマラブーは殆どたなびかないだろう。しかし、テイルの影響で波打つような動きはするはず。
むき出しのフックシャンクがあるので、自ずとキールになる。さらにボールチェインアイが垂直沈降を誘うし、落ちながらもプルプル震えてくれる様な気がする(実際はティペットがあるのでフリーノットにしないと震えない)。
色はどうもこの構造では明るい応が良いみたい。コントラストの関係で明るい色に目がいって暗いフックシャンクに目がいかないかもしれない。
マラブーはほどほどだけど長い方が良いし、なるべくフワフワしている方がよい。
シャンクへのドレッシングはこのフライではやめといた方がよい。横から見ると太いフライになってしまう。
ラビットゾンカーテープやヘアウィング。バックテイルをマラブー代わりに使う手もあるとおもうが、ゾンカーテープはフッキングに難がありそうで、ヘアウィングやバックテイルは量が問題だろう。合成繊維系ではモヘアか、エッグヤーンがうまくいきそうだけど、メルティヤーンとかはマラブーのふわふわした艶かしい動きを出せなかった。
あと、ウィングを数枚止めてマツーカっぽくする手もあるようですが、これは考え方が異なるのでノーコメント。
先週、なごみの湖で楽しませてくれたストリーマ系のフライ。
オフセットワームフックのフックアイ後部にマラブとボールチェインアイを巻き止めただけ。
構造はクレイジーチャーリーに似ている。
(参考画像一覧)
しかし、クレイジーチャーリーはフックベンドにマテリアルを巻いている。また、模倣対象が甲殻類である。マテリアルはあまり動かない。
また、レシーバの雰囲気も持っている。
(参考画像)
デシーバーはバックテイルでマテリアルよりもシルエットで食わすタイプ。
どちらかというとミッキーフィンとデシーバーの類似性の方が高い。
(参考画像)
さて、マラブーのストリーマといえば、アオミドロ。
(参考画像)
蘊蓄は不要だと思うが、マラブーは少ない目にすること等、タイイングのコツはここにある。
マラブーテイルとボディ(スレッドのみ)とマラブーウィング(腹部と背中)そしてヘッドで構成されている。リトリーブのリズムが大事なのは言うまでもない。
なお、ボディは背骨っぽく見えるのだろうと推察。タイイングバランスが悪いとリトリーブで回転したり、意図しない方向への移動など色々難しいとも聞く。
キールに仕立たのがフレックス
(参考画像)
マラブーテイルとダビング系のボディ、そしてマラブーウィング。キール仕様になっているので、比較的安定した動きであることがよくわかる。
他に有名どころとしてはマラブーをテイルに用いて、ボディがわさわさしているいわゆる「バガー」系がたくさんある。
ウーリーバガー、ISマラブー、マラブーリーチ・・・。
ボディのワサワサ感を何で表現するかで派生種は切りがない。モールの上からハックルを巻く(ウーリーバガー)、ラビットファーのダビングとピックアップ(ISマラブー)、フワフワの毛糸(モヘアとかメルティヤーン、その他色々・・・フライ名称はバガーまたは手芸屋SP)、ウーリーバガーのモールの代わりにピーコックハールでもいいし、オストリッチでもいい。バガーもソフトハックルでアクセントしたりすると益々切りがなくなる。
バガーの様にワサワサしたボディがいやって人はマイラーチューブとかでボディを作って・・・ってゾンカーやマツーカへ近づく。またはマラブーをボディに巻く事もある。
しかし、これらのテイルがマラブーであるフライの難点は次につきる
テイルがフックゲーブに絡む
遠投した。ちょっとターンオーバーがマズかったかな?一瞬向かい風が吹いたし・・・。
ラインが沈んでいってるからちょっと待つか、今リトリーブして確認して何ともなければあほらしいし。
よし、上手く行っている事に賭けよう。(何の根拠も無い)
カウントダウン・・・・・。リトリーブ。アタリは無い。でフライをピックアップするとテイルがゲイブに絡んでる。。。。orz....
マズい方に賭けても「あぁ。絡んでないやんけ」と悔やむ。
これを上手く逃した構造がマラブースペイフライのアドレナール(フライフィッシングマニュアル等)。
(参考画像)
しかし、アオミドロの構造とは異なる。ウィングをうまく用いるフライだが、スペイフライは甲殻類を模しているのでは?と思うし、マラブーテイルの波打つ感じをちょっと出しにくい。
そこでいわゆるオフセットワームフックをしげしげと眺めた。
大昔、オフセットワームフックは無く、クエスチョンマークを横にした様なフックがあった。
フックアイがドットのあたり。このフックだとアイ後部のまっすぐの部分にマラブーを巻き止めて、ボディを形成する事も可能。でも見当たらない。
そこでオフセットワームフックの短いストレート部にマラブーを巻き止め、ボールチェインアイを取り付けるとなんか魚っぽくなる。
画像を見てもらうと判る様に、マラブーはフックポイントを隠している。そしてある程度の長さがあるのでフックポイントの後ろでフワフワたなびく。
アイからフックポイントまでのマラブーは殆どたなびかないだろう。しかし、テイルの影響で波打つような動きはするはず。
むき出しのフックシャンクがあるので、自ずとキールになる。さらにボールチェインアイが垂直沈降を誘うし、落ちながらもプルプル震えてくれる様な気がする(実際はティペットがあるのでフリーノットにしないと震えない)。
色はどうもこの構造では明るい応が良いみたい。コントラストの関係で明るい色に目がいって暗いフックシャンクに目がいかないかもしれない。
マラブーはほどほどだけど長い方が良いし、なるべくフワフワしている方がよい。
シャンクへのドレッシングはこのフライではやめといた方がよい。横から見ると太いフライになってしまう。
ラビットゾンカーテープやヘアウィング。バックテイルをマラブー代わりに使う手もあるとおもうが、ゾンカーテープはフッキングに難がありそうで、ヘアウィングやバックテイルは量が問題だろう。合成繊維系ではモヘアか、エッグヤーンがうまくいきそうだけど、メルティヤーンとかはマラブーのふわふわした艶かしい動きを出せなかった。
あと、ウィングを数枚止めてマツーカっぽくする手もあるようですが、これは考え方が異なるのでノーコメント。