12月14日の日経株価動向欄のコラム。「EUがたどるいつか来た道」について思う所を述べる。
ケインズ的な政府による資金供給による景気回復策をただのばらまきと批判している。
確かにこれでは「ばらまきによって財政赤字になって財政赤字が膨らんで財政危機に陥る。
すると政府は赤字削減のために歳出減か歳入拡大という戦略をとり、増税は景気を冷やすので財政削減となる。」
そして「財政赤字程度の資金供給では景気が回復しない」と記載されている。
これ、逆説的に景気を大きく刺激する為の資金供給はある程度の資金量が必要と述べている訳です。
景気回復は空腹を満たすのと同じと考えましょう。
空腹を満たすには十分な量の食事を食べる必要があります。あめ玉一つじゃ足りません。
つまり少量の資金供給では景気回復にほど遠くても十分な量の資金供給では景気回復すると考えられます。
一方、コラムからは「今迄の政策(少量(財政赤字程度)の資金供給)では景気が回復しなかった。
満腹にはほど遠いからすぐに空腹になってきら。だからご飯を与えるな。」という論調で、ちょっと変かな。
で、そのご飯というか、資金はどうやって捻出するか。
まずは大規模減税であろう。今はデフレ。つまり、供給過剰状態。エコポイントとか、エコ減税でも少々の景気回復効果があるが、これは補助金政策で、特定団体にのみ効果がある。ま、巡り巡る事もあるが、そんなめんどくさいことをするより減税。こっちだと簡単じゃないかな。
所得税減税とか、地方税減税とか、こういうのんを大規模にやる。可処分所得の増大は幾らかは貯蓄に廻っても消費に繋がる。これが景気回復そのものになる。余分なシステムを作ったりする必要も無い。当然、大規模な財政赤字になるが、数年後に段階的に消費税を引き上げる事でそれを埋める。
始めの可処分所得の増大で消費を刺激。そして景気を上向きにする。そしてデフレからインフレへ移行する様に導く。
景気が回復すると消費税は自動的に増収になる。さらに、インフレになるので、財政赤字も減少する(減価?)。という政策を取ってほしい者だ。
先のコラムではギリシアのEU脱退をほのめかしているが、逆にドイツが脱退する可能性もある。
ま、ちょっと違和感を感じたので追記した。
ケインズ的な政府による資金供給による景気回復策をただのばらまきと批判している。
穴を掘って埋めるだけでも景気に効果があるというのがケインズの考え。
確かにこれでは「ばらまきによって財政赤字になって財政赤字が膨らんで財政危機に陥る。
すると政府は赤字削減のために歳出減か歳入拡大という戦略をとり、増税は景気を冷やすので財政削減となる。」
そして「財政赤字程度の資金供給では景気が回復しない」と記載されている。
これ、逆説的に景気を大きく刺激する為の資金供給はある程度の資金量が必要と述べている訳です。
景気回復は空腹を満たすのと同じと考えましょう。
空腹を満たすには十分な量の食事を食べる必要があります。あめ玉一つじゃ足りません。
つまり少量の資金供給では景気回復にほど遠くても十分な量の資金供給では景気回復すると考えられます。
一方、コラムからは「今迄の政策(少量(財政赤字程度)の資金供給)では景気が回復しなかった。
満腹にはほど遠いからすぐに空腹になってきら。だからご飯を与えるな。」という論調で、ちょっと変かな。
で、そのご飯というか、資金はどうやって捻出するか。
まずは大規模減税であろう。今はデフレ。つまり、供給過剰状態。エコポイントとか、エコ減税でも少々の景気回復効果があるが、これは補助金政策で、特定団体にのみ効果がある。ま、巡り巡る事もあるが、そんなめんどくさいことをするより減税。こっちだと簡単じゃないかな。
所得税減税とか、地方税減税とか、こういうのんを大規模にやる。可処分所得の増大は幾らかは貯蓄に廻っても消費に繋がる。これが景気回復そのものになる。余分なシステムを作ったりする必要も無い。当然、大規模な財政赤字になるが、数年後に段階的に消費税を引き上げる事でそれを埋める。
始めの可処分所得の増大で消費を刺激。そして景気を上向きにする。そしてデフレからインフレへ移行する様に導く。
景気が回復すると消費税は自動的に増収になる。さらに、インフレになるので、財政赤字も減少する(減価?)。という政策を取ってほしい者だ。
先のコラムではギリシアのEU脱退をほのめかしているが、逆にドイツが脱退する可能性もある。
ま、ちょっと違和感を感じたので追記した。