ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

鉛の飛行船は空を飛ぶ。

2008-09-01 21:05:58 | Weblog
2008年Beijin閉会式でLondonでのセレモニーが放映された。圧巻はJimmy Page & Leona Lewis のWholle Lotta Love
かつてギターキッズだった時の感情が沸々と蘇る。ティーンズにGibson Les Paul なんて買えない。虎目のサンバーストなんか絶対無理。というわけでFernandesのBurnyブランドのレスポールコピーをギター学校に通っていた友人から格安で譲ってもらった。これが初めてのエレキギター。

リアのピックアップをメーカーは忘れたが強力タイプにしていた。なんとなく虎目があるんだがこれは偽造虎目。
さて、ギターは手にしたモノのアンプは無い。で、お手軽にステレオへのライン入力を試みていた(笑)。ま、ラジカセに突っ込むのも普通だったし、キッズはそんなモンだ。
カセットデッキのマイク入力にギターのシールドを突っ込んで、録音レベルをMaxにするとデッキのアンプがOverdriveじゃなくDistortionになる。そしてプリアンプの低音をカットすると、なんかそれっぽいZeeppelinっぽい音に。結構ステレオは壊れないものだ。
そしてコピーしたのがWhole Lotta Love。そうLondonでJimmy Pageが弾いたあれ。
Led Zeppelin IIの初っ端に入っている。6弦7フレを人差し指、10フレを小指でBD~BD、5弦7フレ(E)を人差し指、3弦9フレ(B)と4弦の9フレ(E)を小指、6弦開放を右親指付け根親指でmuteしながらCutting...乾いた音が当時も鮮烈。そして重いBassがユニゾンで入ってくる。最低限の音でこの迫力。凄い。
さて、鉛の飛行船[Lead とLedをかけてる]は急降下せずに舞い上がったのは周知の通り。アルバムセールスはWikipediaによるとStonesの2倍とか。結局アルバムの殆どを入手して、今でもiPodで聴いてます。
Bonzo亡き後、Zeppelinそのものは往年のエネルギーはない。しかし楽曲のエネルギーは永遠だ。Deep purple も凄いがRitchie Blackmoreの世界と思う(私は結構好きだ)。追随者はHeavy Metal Musicとしてたくさん存在するが、ZeppelinはJeff Beckと同じく唯一無比で追随者は居ない。この前CSでCHARさんが言ってた言葉を思い出す。He is a singer. Eric Claptonのこと。「彼はCross Roadの時代が最高でそれから進化していないがJeff Beckは・・・。」と言ってた。Jimmy Pageは...元からテクニシャンじゃない(笑)。だが、リフ作り、多様な曲作りはPageのみか。
さて、Rockを語ると尽きないのでこの辺で止めるってのも突然福田君が辞任表明。なんなんだ一体。


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7 コメント

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エレキでひとくだり (Yujiro)
2008-09-02 00:37:48
ならおうさん。

懐かしいなあ。昔ね、日本の職人さんがギブソンあたりを真剣にコピーしていた時代があり、しばらくしてその職人業日本製ギターが本家を越えたのではと言われたことがありました。

しかーし、ギブソン系はそれがあったとしてもフェンダー系ではそれが成らなかった。

どうやってもフェンダーの味が出ない。だってフェンダーはパートのおばちゃんが流れ作業で作っていたわけでして、職人さんがコピーしようにもそのネタがない。そんなオチがあってか意外にフェンダー系コピーは手こずっていたように思えます。

フェンダーの音、あれは大量生産流れ作業の中からいくつか偶然にも使い物になる個体があったということだろうと思えます。
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ストラトとテレキャス (ならおう)
2008-09-02 08:13:07
フェンダーの代表作品ですね。不完全な所が良いって伺います。
80年頃のアメリカ製工業製品酷かったと、コピーの方が高品質であったとも伺います。
楽器として完全に近い、誰でも殆ど同じ音のレスポールは日本の職人気質に向いてます。ストラトは演奏者の個性が出やすいでしょうね。工業製品として見たらバラツキの多い欠陥製品ですが。
バンブー信奉と根は同じかもしれませんね。
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ツェッペリンですか…? (ひげオヤジ)
2008-09-02 23:54:14
こんばんは、ならおう殿。小生は中学生の時、

Stairway to Heaven

をリアルタイムで聞いていたものとしてコメントします。どこかで、どなたがご発言されていたように思うのですが、

ツェッペリンとは、イングリッシュフォークバンドである!

という意見に小生も賛成です。少しブルースを囓ったJ.PAGE少年も結局はその世界を越えることができず最後まで、多弦ギターによるアンサンブルに固執していました。ただそのPAGE君の運が良かったのは、

J.ボーナム&R.プラント

という二人のキチガイ(という名の天才)に出会えたことでしょう。逆に言えば、そういう天才を導き寄せるだけの天才がPAGE君にはあったということです。それに較べれば、世間の評価など一切気にせず、しかも自分の過去の音楽的背景をかなぐり捨ててまで、

 ハードロックやるぞ!

としゃにむに突き進んでいった我等が、R.ブラックモア大先生に対し、改めて大拍手を送りたいと思います。小生の評価においてはプロデューサーとしてはJ.PAGEが上でも、クリエイターとしてはブラックモア先生が上という評価はいまだに動かないものがあります。

…というのが、自分はギターなぞ一切弾けず、ひたすらI.ギランのボーカルコピーに精を出していた小生の意見であります。
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Unknown (Yujiro)
2008-09-03 03:17:03
サンタナのマネしてレスポールからピックガード外してみたら・・弾きにくかった。

練習ではあまり大きなアンプが使えず、フィードバックがマネできんかった。

ローランドの45Wのアンプを電車や自転車で運んだ。あーしんどかった。

雑誌で見たエフェクター自作記事。抵抗の一本から日本橋へ買いに走った。

あー、ボクは健全な少年だったになー。
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DP & ZEP (ならおう)
2008-09-03 08:28:30
ひげオヤジさん〉
音楽夜話ですね。
ZEPはヤりたい事を貫き通して巨額の富を得ました。
DPはコマーシャルバンドの魁です。
続きは夜に
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続きです。 (ならおう)
2008-09-03 23:20:35
携帯からの投稿はめんどくさいですなぁ。
さてDPのコマーシャル性に関して。
業界屈指だが、音楽的共通点のない演奏家を集めたバンド。
バンドのイニシアティブを誰が持つか。どうやって売っていくか、これが後々まで影響したようです。
結局黒装束の男(ファンですが)の音楽嗜好(3コードのブルース重視ではないこと)が商業的に正しかったことはRainbowの成功が語っていると思います。
儲けるための音楽活動を揶揄する向きも多いですが、好きな音楽が大衆受けする音楽だったと言う解釈も可能と思います。最近のBlackmore's Nightにはハードロックの香りが消え去りましたが、彼の好きな音は大衆向けなんでしょう。

ZepはDPよりも奥が深いなぁと思ってます。Bluce3コード中心の曲も多いですが、変調子とか、得も言われぬリズム。8ビート中心のHard Rockとはかなり異なると。

リフの格好良さはRitchieもJimmyも双璧で、ギターの演奏テクニックはRitchieが圧勝と思いますが、音楽の多様性はJimmy かなと思っております。
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ハウリングのフィードバック (ならおう)
2008-09-03 23:36:05
エフェクターは憧れましたねぇ。一杯並べたかったのですが、結局デジタルエコーとエキサイターしか買ってません(笑)。つうのもODやDistortionは誰もが持ってるから借りれたし、途中からBass弾きに替わったんですよ。
一時、John Paul Jonesの様に渋く弾きたかったんですね。ま、幼少の居りにキーボードの修行を8年ほどやってたので両方出来るJP Jonesに憧れたのと、圧倒的にギターが上手な友人と同じ楽器で張り合うよりも、コラボったほうが心地良いってのもありました。
さらにPink Cloudの如く、ギター風に弾くBassってのもやっちゃいました(笑)。
とはいえ、両方とも今はよほどのことがない限り手にしませんが。

ベースでFeed Back奏法はしませんでしたがAcoutstic社の冷蔵庫のような200W?アンプが懐かしいです。茶目っ気出してボリュームを上げてからドカっと弾いたら音圧でおののいたボーカルの女の子が吹っ飛びました。またやってみたいですね。
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