ならおうは穏やかに語る

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(09/08/23カウンターを付けました。)

有機ELの構造(櫛歯電極面内駆動)

2015-05-27 00:34:19 | Weblog
有機ELの面内駆動を思いついたので書き散らす。
新規性と進歩性のどちらかはあると思うが、IPSと同じ考えなので、それほど難しくないはず。

金属箔の上に炭化モリブデンで真っ黒な無機絶縁膜を設ける。
その上にTFTで画素と駆動電極を形成する。そして画素の上に発光層を設ける。
通常は画素上下を電極で挟むので発光層の上に透明電極を作る。

自己発光型は開口率(1画素に占める有効画素面積の割合:配線などで小さくなる)が少々小さくても良い。
発光層を上下の電極で挟むから難しいので、面内に発光層を挟む電極を設ければ良い。

二つの櫛歯が互い違いになる様に電極を設けてその隙間に発光層を配置し、櫛歯間に電流を流して発光させる。
こうすれば発光層の上を樹脂で覆い、その上に無機膜を重ねたら所望性能を得られそうだ。


これで、新規性はなくなったはずだ。


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