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CBR150R(NCB)のブレーキパッド交換、スライドピンが固着! (NS-1、グロム、エイプなど共通キャリパー)

2022-08-02 | CBR150R

久しぶりにCBR150R(NCB)の整備日記です。今でも順調に動いています。

ブレーキパッドの交換自体は難しい作業ではありませんが、再び動作させるには難関が待ち構えています。この辺はGROMやNS-1、エイプなんかも共通キャリパーを使っているそうなので参考になる人もいるかもしれません。

   

ボルトを抜いていけばパッドを外すのは難しくないでしょう。

内側2本が古いパッド、外側2本が新品。ちょっと交換が遅かったかも。

左から2番目はほとんど残っていないのに、対になっている右から2番目は溝が見えるくらいに残っています。 これはマズいことになっている・・・

・・が、ひとまず通常の話を続けます。

普通に新品のパッド(銀色)を入れようと思ってもピストンが赤線の位置まで出ているので、パッド2枚分の厚み(青線)は入りません。そこでピストンを押し戻す専用工具があるのですが、一般の人はドライバーやレンチでこじ開けたりしていました。ですが今回はダイソーのC型クランプで安全に押し戻すことができました。

ポイントは古いパッドを挟ませることです。丁寧にやれば安全に戻すことができます。

厚いパッドを装着し、かつディスクを挟む隙間も確保。

 

圧を抜いたりフルードを抜いたりする場合はホームセンターでビニールホースを買ってくれば簡単にできます。

さて、大問題となったスライドピンの固着!への対処方法です。

C型クランプでスライドピンを押し込みました。ズズッと2mmくらい動きました。外したいのに押し込んでしまいましたが、これで固着はハガレました。 だからと言って抜くこともできませんでした。

一旦諦めてヤフオクでキャリパーを調達しました。そして届いたキャリパーも固着!!  仕方がないのでプラハンマーでガンガン、ガンガンガンガン叩き、何とか抜くことができました。

赤い矢印のところがスライドピンです。数日間ラスペネ漬けにしても先端の方までは浸透しません。

青い矢印の方のスライドピンはラバーマウントなので固着しません。

黄色い矢印の辺りをプラハンマーで叩きました。

キャリパーサポート、スライドピンを掃除して、たっぷりとシリコングリスを塗って組み込みます。

ホントはこんなに食いつきの良いブレーキだったんだ、と軽い驚きを感じました。



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