「高浜原子力発電所(福井県高浜町)が再稼働した。大飯原発(同県おおい町)も国の安全審査に合格し今秋にも動き始める。2011年の東日本大震災以降、値上がりした関電の電気料金が下がると期待されるが、万が一事故が起きれば関西地域に大きな被害をもたらす。震災後、関西の府県は独自の被害予測図を作製し公表するなど事故に備えた対策を進めてきたが、最近は予測図の公表をやめる動きも出ており、原発事故の「リスク」に対する関心は薄れつつある。
兵庫県が作製した予測図(高浜原発事故で放射性ヨウ素が拡散した場合)
兵庫県は今年1月、独自に作製した高浜原発などの事故による放射性物質の拡散予測図の公表をホームページから取りやめた。予測図は米環境保護庁などの気象シミュレーションを活用して原発事故時に兵庫県内に放射性物質が広がる様子を色分けして試算。13年4月に公表していた。同県防災計画課は公表をやめた理由について「目的を果たしたため」と説明。その上で「独り歩きすると困るため」と付け加えた。」7/7付け日経電子版 テクノロジー 科学記者の目「原発事故の被害予測地図 公表取りやめの是非 」より
この予想図を見れば原発から同心円の距離で示す拡散の大きさには意味が無い事が一目瞭然です。事故時の風向き次第で何処へ拡散するか決まります。確かなのは原発から近い自治体だけで再稼働可否を決める根拠がない事です。こう言う予想図は独り歩きさせて多くの関係者が知るべき情報ではないでしょうか?
7月6日(木)晴れ時々曇り
発電量 14.6kWh (AiSEGデータ)
売電量 10.3kWh
自給率 160.4%
設備利用率 14.5%
日照時間 9.4h
日照時間当たり発電 1.55kW
連系以来 2884日(7年327日)