「日本の場合は、再エネは優先給電になっていない。FIT法上、供給過剰が懸念される場合は、火力がまず抑制を受ける。再エネは、その次に抑制対象となる。しかし、原子力・地熱・一般水力には劣後する。広域連系線を利用する場合は、長期契約電力にも劣後する。原子力はいわゆるベース電源と言われるが、技術的に抑制不可能なマストラン電源として位置づけられる。原子力は全容量マストランとしている。(フランス、ドイツ等では原子力も出力調整を行っている。)」再生可能エネルギー政策の国際比較 日本の改革のために 第2章P75より
フランスやドイツでは出力調整を行っている原子力発電が日本では「技術的に抑制不可能」としてマストラン電源として扱われていると書かれています。
日本の原発制御技術がフランス・ドイツより劣っているのでリスクが高い出力調整はできないのか?実はやれば出来るがマストランとして発電を止めない、調整しないことによって設備利用率を上げて発電だけに掛かるコストを無理に下げているとも思えます。
どんな電源でも設備利用率を上げれば発電コストは下がります。こんな偏った政策はやめて欲しいですね。
8月4日(金)曇り小雨
発電量 10.3kWh (AiSEGデータ)
売電量 3.9kWh
自給率 73.0%
設備利用率 10.2%
日照時間 0.5h
日照時間当たり発電 -.--kW
連系以来 2913日(7年356日 )