「骨子案は原発について「可能な限り依存度を低減」という前回計画を踏襲。再生エネには「主力電源化」との文言が新たに加わった。だが三〇年の総発電量に占める目標比率は原発が20~22%、再生エネが22~24%と前回から変わっていない。「主力」の意味合いが見えにくく、この日開かれた審議会では委員から「分かりにくい」との声が上がった。
骨子案は「原子力政策の再構築」も打ち出しており、消費者団体の辰巳菊子氏は審議会で「むしろ原子力の拡大政策になっている」と疑問を呈した。審議会の座長を務める坂根正弘コマツ相談役が「原発を可能な限り低減する前提ではCO2の大幅削減はできない。原発の重要性は変わらない」と強調する場面もあった。
一四年以降、世界的に再生エネのコスト削減が進む一方で、原発は建設費や事故リスク対応費が膨らむなど、エネルギー情勢は大きく変化している。しかし、審議会では従来の基本計画を抜本的に見直す議論はほとんど行われなかった。」4/28付け東京新聞「原発「基幹電源」を維持 基本計画骨子案 再生エネ「主力に期待」」より
再生可能エネルギー発電を主力電源とすることでCO2の大幅削減が出来る事を認めない頭の固い座長が主導する審議会ではまともな判断は出来ないようです。 不幸にして現実を見ようとしない座長のようです。
HIT210(4.2kW)の発電データ
4月30日(月)晴れ
発電量 21.5kWh (AiSEGデータ)
売電量 18.1kWh
自給率 279.2%
設備利用率 21.3%
日照時間 8.6h
日照時間当たり発電出力 2.50kW
連系以来 3182日(8年260日 )