「秦の時代に権力のある宦官(かんがん)が自分の敵を探し出すため、ある策を考えた。宮中に鹿を持ち込み「珍しい馬です」と皇帝にささげた上で宦官は「これは馬だな」と一同に聞いた。彼を恐れた役人は「馬」と答えたが、彼を恐れなかった者は「鹿」と言ったため、殺されてしまったという話だ。
「アホな上司に異を唱えないで、一緒になって『馬』だと言う。今、問題になっている官僚たちはこれを地でいく話で基本構造は同じ。安倍(首相)が『馬』だと言い張れば、それに隷従するのが美徳だから、みんなして『馬』だと口裏を合わせる。中には苦しむ役人もいたり、気合の入った役人が『あれは鹿じゃないですか』と言ったりすれば、暗殺はされなくても、ひどい目に遭う」
ここ10年ほどで急速に時代が変わったと辺見さんはみる。「隷従を嫌う“義人”がかつては結構いて、若者たちが拍手を送ったが、今は怒る者が浮いちゃって異常視される。一生懸命語り、興奮して論を展開すると、『この人おかしい』『精神が変』『何かの組織に入っているんじゃない?』という目で見られる。社会もメディアも批判力がとことん落ちた。テレビキャスターがこんなにも薄っぺらなあんちゃん風になった時代ってないんじゃないの。ファシズムの時代って、すべてが子どもっぽくなるんだよ」」5/15付け夕刊 特集ワイド「官僚らによる一連の不始末ー辺見庸さんに聞く」より
「この国はすでにファシズムに侵されている。」辺見庸さんが10年以上も前に指摘されたと言うまさかのさかが本当かもしれないと思えます。この処の”馬鹿”と”無気力”。
HIT210(4.2kW)の発電データ
(発電量はAiSEGの グラフ 発電量 ⇒ 数値一覧より)
5月15日(火)晴れ
太陽光発電量 25.8kWh
エネファーム発電量 6.7kWh
合計発電量 32.5kWh
売電量 23.9kWh
自給率 349.5%
設備利用率 27.6% (合計発電量(kWh)/(24h*(4.2+0.7)kW)
日照時間 12.5h
連系以来 3197日(8年275日 )