「IHIはアンモニアを燃料として直接供給する固体酸化物形燃料電池(SOFC)システムを開発し、同社の横浜事業所(横浜市)で1kW級の発電に成功したと発表した。今回の成果をもとに今後、業務・産業用途に向けてシステムの大型化に取り組む方針だ。
現在、エネルギー分野において発電時にCO2を発生させない水素の利用拡大が期待されている。一方、その普及に向けては運搬・貯蔵のコストが課題で、これを解決する水素のエネルギーキャリアに関する研究開発が進んでいる。その1つとして注目さているのがアンモニア(NH3)だ。水素含有量が多く、液化・運搬・貯蔵も容易、既に肥料や化学原料として流通しているため、輸送インフラが既に整っているといった利点がある。」5/18付けスマートジャパン「アンモニアと燃料電池で直接発電、IHIが1kW級の発電に成功」より
燃料電池の一つ「エネファーム」の水素源はLNGですが、このIHIが開発した燃料電池の水素源はアンモニア(NH3)で水素含有量が多く、LNG同様輸送インフラが既に整っているという記事です。
SOFCは発電時の温度が高くてエネファーム以上に高温の湯が作れそうです。実用化はまだ先のようですが優れた技術が次々と出て来そうです。
エネファームが入って10日になりますが、どの運転モードが適しているのか試行錯誤中です。「おまかせ」自動運転以上に効率のいいモードを見つけるのが楽しみです。
HIT210(4.2kW)の発電データ
(発電量はAiSEGの グラフ 発電量 ⇒ 数値一覧より)
5月17日(木)曇り
太陽光発電量 15.6kWh
エネファーム発電量 4.0kWh
合計発電量 19.6kWh
売電量 14.1kWh
自給率 248.1%
設備利用率 16.7% (合計発電量(kWh)/(24h*(4.2+0.7)kW)
日照時間 3.1h
連系以来 3199日(8年277日 )
この日はEFの発電設定を誤って「貯湯量発電」にしてしまい満杯で発電停止してから再起動まで長時間を要してEF発電減、買電増加の結果に。この発電モードの使い道が不明。