風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

既に7基分以上かも

2018年09月01日 | スイッチング数推移など

 「FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)開始後に導入された再生可能エネの設備容量が、2017年末までに4千万キロワットを超えたことが経済産業省・資源エネルギー庁のデータで明らかになった。制度開始前に比べ、約1.9倍に増加し、総認定量の約44%を占めた。」8/31付け電気新聞電子版「FIT設備導入量、2017年末で4000万キロワット超す」より

 2017年末の導入済み再エネ発電設備容量が4000万kWを超えたという記事です。
再エネ発電設備(主に太陽光)の設備稼働率を仮に14%(注)とすると、1年間の発電量は、
   4000万kWx0.14x24hx365=490億5,600万kWhとなります。

 これは出力100万kW:稼働率80%の大型発電機1基が1年間に発電する 
   100万kWx0.8x24hx365=70億800万kWhの7倍にもなります。
 2018年では再エネ発電は原発7基分以上の発電量を生み出している事になるようです。

(注)風力発電や地熱発電は14%よりずっと高い稼働率になりますから14%は少な目の数字です。

HIT210(4.2kW)の発電データ

8月31日(金)晴れ
太陽光発電量      23.5kWh 
エネファーム発電量(予約発電)    4.5kWh
W発電量        28.0kWh
売電量         15.1kWh
買電量          5.3kWh
W発電自給率     153.8%
発電設備利用率       23.8%
日照時間          11.8h
連系以来     3305日(9年と18日)

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2018年8月(31日間)の発電データ

2018年09月01日 | 月間太陽光+EF発電

2018年8月(31日間)の発電データ

HIT210パネル容量 4.2kW  南面30度 パワコン出力容量 4.0kW 
Panasonic エネファーム 最大出力700W (2018年5月10日使用開始)
(AiSEGの積算値)
太陽光発電量  568kWh
エネファーム発電量  184kWh
ダブル発電量  752kWh
消費量     440kWh
売電量     398kWh
買電量      86kWh
日照時間    241.8h
太陽光設備利用率 568kWh/(4.2kWx24hx31days)=18.2% (高い!)
エネファーム設備利用率 184kWh/(0.7kWx24hx31days)=35.3%(高め)
太陽光定格発電時間 568kWh/4kW(パワコン出力)=142.0h (31日間:744時間にパワコン出力フルで142.0時間発電したと見なせる指標。)
8月月間W発電自給率 752/440=170.8%(低下)
累計自給率(太陽光発電のみ)  51962/43863=118.5% (連系以来3305日:9年と18日間の累計  先月より0.1ポイントの向上でした。)

過去5年間の8月分太陽光発電実績と比較してみます。
2018年の発電量~自給率はダブル発電ベースの値(太字)になります。

         2018年  2017年   2016年  2015年     2014年     2013年

発電量    752kWh  398kWh   500kWh   449kWh   505kWh   572kWh(横浜市泉区)

消費量        440     382      407         408          371        534

売電量        398     238          317         269          330        336

買電量          86     222          224         228         196        298

自給率      171%   104%       123%       110%      136%     107%

日照時間     241.8h    119.2h     192.0h      176.8h     197.3h 242.5h (横浜地方気象台)

  2013年以来の日照時間の多さで太陽光発電が586kWhと多くなりました。冷房に使う量が多くても売電量は2013年よりかなり増えています。2014年からの省エネ効果と今年からのエネファーム導入効果と思われます。買電量は先月(70kWh)に比べてまたもや増えてしまいました。暑さに堪え切れず冷房を「ためらわずに」使った結果です。エネファームの導入効果評価は、季節要因もあり少なくとも1年間のデータが要るようです。 

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