「FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)開始後に導入された再生可能エネの設備容量が、2017年末までに4千万キロワットを超えたことが経済産業省・資源エネルギー庁のデータで明らかになった。制度開始前に比べ、約1.9倍に増加し、総認定量の約44%を占めた。」8/31付け電気新聞電子版「FIT設備導入量、2017年末で4000万キロワット超す」より
2017年末の導入済み再エネ発電設備容量が4000万kWを超えたという記事です。
再エネ発電設備(主に太陽光)の設備稼働率を仮に14%(注)とすると、1年間の発電量は、
4000万kWx0.14x24hx365=490億5,600万kWhとなります。
これは出力100万kW:稼働率80%の大型発電機1基が1年間に発電する
100万kWx0.8x24hx365=70億800万kWhの7倍にもなります。
2018年では再エネ発電は原発7基分以上の発電量を生み出している事になるようです。
(注)風力発電や地熱発電は14%よりずっと高い稼働率になりますから14%は少な目の数字です。
HIT210(4.2kW)の発電データ
8月31日(金)晴れ
太陽光発電量 23.5kWh
エネファーム発電量(予約発電) 4.5kWh
W発電量 28.0kWh
売電量 15.1kWh
買電量 5.3kWh
W発電自給率 153.8%
発電設備利用率 23.8%
日照時間 11.8h
連系以来 3305日(9年と18日)