「太陽光発電の電力で水を電気分解して水素を作り、高圧タンクに詰め込んで自動車に積み込み燃料電池で発電した電気で走る」と言う構想があるそうです。これには電気分解の段階、高圧タンクに充填する段階、燃料電池で発電する段階の何れでもエネルギーロスが大きく太陽光発電の電力の一部しか動力にならない欠点があり「(自動車用)燃料電池は愚かな電池だ」(テスラのマスク氏)とされている。(小澤祥司著 水素社会はなぜ問題か 究極のエネルギーの現実より)
人工的に作らなければならない水素はエネルギーの貯蔵手段であり化石燃料のようなエネルギー源ではないし、エネルギー密度が小さな元素なので貯蔵手段としても有利ではない。発電した電力は水素に変えるのではなく直接バッテリーに蓄電して電力を取り出す方がロスが少なくて合理的なようです。高性能バッテリーの開発に集中するほうが近道だし、すでに400㎞以上走るEVもザラ。カートリッジ式バッテリーで充電問題も解決!
HIT(4.2KW)の発電データ
1月31日(木)曇り時々雨
太陽光発電量 3.8kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 7.6kWh
W発電量 11.4kWh
売電量 3.4kWh
買電量 1.5kWh
W発電自給率 120.0%
W発電設備利用率 9.7%
日照時間 0.6h
連系以来 3458日(9年171日)