風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

防御か育成か

2019年02月05日 | スイッチング数推移など

「虫や病原体に襲われた植物が発した緊急信号の「におい物質」を周囲の他の植物が検知し、防御態勢をとる仕組みを解明したと、東京大大学院の東原和成(とうはらかずしげ)教授(農学生命科学)らのチームが発表した。農作物栽培などで害虫防除や病気予防に役立つ可能性がある。 
 におい物質を検知し防御態勢を取るイメージ
 植物は虫に襲われたことを周囲の植物に「におい」などで伝えることは知られていた。今回、分子レベルでこの仕組みが初めて明らかになった。
 チームは細胞を培養する技術が確立しているタバコで実験。アロマオイルに含まれる「β-カリオフィレン」などのにおい物質が入った水溶液にタバコの細胞を浸すと、害虫から身を守る遺伝子が働くことを発見。におい物質が何と結合するか調べたところ、既知のたんぱく質である「TOPLESS」と判明した。普段は防御に関係した遺伝子を覆っているが、におい物質に反応すると遺伝子から離れ、その機能を働かせると考えられる。この結果、植物では例えば、虫が嫌がる味に葉を変化させたり、虫の天敵を呼び寄せる物質を出したりするという。」2/5付け東京新聞朝刊「仲間のピンチ、受け取り防御 におい物質で伝達、植物が遺伝子発動 東大など仕組み解明」より

 一見、外敵にはひたすら耐える雰囲気の植物も身を守る防御手段をもつ”生き物”だという事です。触れるとにおいが出る草は有りますが、そのにおい物質の働くメカニズムが分かったようです。
 クチナシの木の葉が年によっては数匹のアゲハの幼虫にすっかり食べ尽くされる事があります、が、クチナシは食べ尽くされても夏の内にまた新葉に生え替わる生命力があるようです。幼虫に葉を提供してアゲハに育てるのもクチナシの自然の役目かも・・・

HIT(4.2KW)の発電データ
2月4日(月)雨のち晴れ
太陽光発電量      19.5kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)  6.8kWh
W発電量        26.3kWh
売電量           18.9kWh
買電量          0.8kWh 
W発電自給率     316.9%
W発電設備利用率      22.4%
日照時間           7.9h
連系以来   3462日(9年175日)

コメント
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