風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

電力供給統計

2019年03月03日 | スイッチング数推移など

久しぶりに資源エネルギー庁のHPを開いてみました。

 2018年11月分 電力供給統計結果 資源エネルギー庁公開データより

 同上 電力需要統計結果

 厚生労働省の統計データは安倍ノミクスに忖度して修正されたのではないかと国会で問題になっていますが、この資源エネルギー庁の電力統計データは実データを正しく反映していると信用したいものです。

 2018年11月の電気事業者の発電電力量と太陽光など電気事業者以外から受電(購入)した電力量の合計が935.3億kWhで電気事業者分の発電電力量は688.2億kWhとなっています。これから電気事業者以外から受電(購入)した電力量は247.1億kWhと分かります。実に26.4%を電気事業者以外から購入しています。この中には企業の自家発電(主に火力)からの購入分もありますが多くはメガソーラーや住宅ソーラー、風力、バイオマスなど再エネ由来の発電電力が占めていると想像されます。(そのデータはここにはありません)
 電気事業者発電量の内、新エネルギー等が27.4億kWh(4.0%)とのデータはありますが、電気事業者以外からの購入分の再エネ由来の電力量が示されないので全体量935.3億kWhに占める再エネ由来発電量の割合はここでは見えません。実際はすでに10数%あるのに4.0%程度と誤解させたい意図があるとすれば姑息としか言えません。

需要関係データでは
 電気事業者が直接販売した電力量とその特定供給・自家消費の合計が678.0億kWhで前年11月に比べて4.2%減となっています。これは省電力等による需要減少と思われます。このうち643.3億kWhが電力事業者自身が販売した電力量で前年11月比でマイナス3.4%。マイナス分は新電力に流出(スイッチング)したためと思われます。電力取引所に販売して新電力が購入した量は不明です。

「新電力の販売電力量は91.2憶kWhで販売電力量全体に占める割合は14.2%となった」とあります。これから販売電力量全体は91.2億kWh/0.142=642.3億kWhとなり電気事業者の販売電力量643.3億kWhに近い数字になります。

これから
販売電力量全体=電気事業者の販売電力量

となり何だか変です。新電力の販売分が消えてしまいます。新電力は電気事業者が取引所に出した電力以外にも自前発電所を含む多くの独立発電所から電力を調達して販売しています。知識不足でこの統計データをどう読むのかわからなくなりました。お粗末さまでした!

HIT(4.2KW)の発電データ

3月2日(土)晴れ
太陽光発電量      22.5kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)    6.4kWh
W発電量        28.9kWh
売電量           20.5kWh 
買電量          1.7kWh 
W発電自給率     286.1%
W発電設備利用率      24.6%
日照時間           9.4h
連系以来   3488日(9年201日)

コメント
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