ふだんあまりお目にかからない「閾値」と言う単語。辞典には「反応や変化を起こさせるために必要な最小のエネルギーの値」などとあります。
AiSEGで各分岐回路の消費電力を観測できますが、その表示可能な最小電力は何Wか? つまりAiSEGの閾値は何Wかを調べてみました。分電盤の分岐回路ブレーカー内に埋め込まれている電力センサ(CT)の感度は何Wかと言う事ですが、特別な計器があるわけではなくパソコンに表示される分岐回路瞬時値表示画面を見るだけです。
冷蔵庫の瞬時値が5Wとなった時のものです。6W 7W 9W 10Wとその都度表示されますが4W以下の値は見たことがなく、いきなり0W表示になります。これでスマートコスモの分岐回路の閾値は5Wと結論できます!
消費電力が5W未満では0W表示, 5Wを超える消費電力は1Wの分解能で表示されるようです。
ネットで調べたところ、スマートHEMSの仕様の中で明記されていることが分かりました。
主幹ブレーカは「20W以下の計測値は0Wになります。」分岐電流センサは「5W以下の計測値は0Wになります。なお、200V設定時、10W以下の計測値は0Wになります。」
と明記されています。(これから分岐回路用CTの駆動電流閾値は100Vの場合5W(VA)/100V=0.05A(50mA)と分かります。200Vの場合も同じ。主幹ブレーカ用CTの駆動電流閾値は20VA/200V=100mAのようです。)
それにしてもこの省エネ冷蔵庫、5W前後の消費電力で何をしているのでしょう? 5Wで動くコンプレッサーがあるんでしょうか?
HIT(4.2KW)の発電データ
3月3日(日)雨
太陽光発電量 2.7kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 7.1kWh
W発電量 9.8kWh
売電量 2.1kWh
買電量 1.0kWh
W発電自給率 112.6%
W発電設備利用率 8.3%
日照時間 0.0h
連系以来 3489日(9年202日)