風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

政治圧力があった

2017年08月26日 | スイッチング数推移など

 「田中委員長は規制委が発足した2012年9月に就任。当初の予想では、審査時間は1原発につき「半年ほど」とされたが、特に地震や津波の議論が難航。審査の長期化が相次いだ。これまでに新規制基準に適合したのは6原発12基、再稼働したのは3原発5基だ。この間、原発を推進する自民党議員だけでなく、電力労組出身の民進党議員らが「審査に時間がかかりすぎている」と批判を繰り返した。田中委員長は「規制委の独立性を保つ気概を持つこと、隙をつくらないことに努めた。議論をすべて公開することで透明性を確保できたが、続けていくことが大事だ」と語った。」8/25付け朝日新聞電子版「原発再稼働審査「政治圧力あった」 来月退任の規制委・田中委員長」より

 民進党議員までが審査期間の短縮を要求するとは情けない。電力労組は原発を再稼働すれば給料が上がる!とでも本気で思っているのでしょうか?本当の原発発電コストを知ろうともしないで、世界の潮流に背を向ける労組も信じられませんが、それに影響される民進党も情けない。前原誠司さんは原発容認姿勢と評されています。ここはきっぱり即脱原発を実行すると明言しないと民進党は勝てないでしょうに・・・

8月25日(金)晴れ

発電量             16.7kWh (AiSEGデータ) 

売電量          6.4kWh

自給率                   85.6% 

設備利用率             16.6%   

日照時間           6 .7h  

日照時間当たり発電          2 .49kW

連系以来    2934日(8年と12日 )

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AI技術で予測

2017年08月25日 | スイッチング数推移など

 「日本気象協会、「電力取引価格の予測(プライス予測)サービス」を開始 ~日本卸電力取引所のスポット取引価格をAI技術で予測~
  一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、民間気象会社として初となる(日本気象協会調べ)、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場1を対象とした電力取引価格予測(以下「プライス予測」)のサービス提供を2017年8月28日(月)から開始します。
  プライス予測では、スポット市場での30分ごとの電力取引価格(システムプライス2)を人工知能(AI)によって予測します。これにより、小売電気事業者や発電事業者は、電力の市場調達コストを算出し、電力需要予測値に合わせた経済的かつ効率的な電力調達計画を作成するなど、手電力取引の際の支援材料としてご活用いただけます。 また、今秋には地域ごとの価格(エリアプライス3)予測を提供開始予定です。」

 8/23付け日本気象協会ニュースリリースより

 真ん中の「予測モデル」と言うのがAI技術を使ったモデル(プログラム)なんでしょうか。日本の電力取引も供給側の恣意的な価格決定要因だけではなく再生可能エネルギーの実際の発電量に基づいた市場価格で決まる時代になるようです。図のグラフではまだ地域的な日射量の変動による細かい変動があるようですが、太陽光発電の発電量が今後一層増えて全国的な広域送配電事業会社にすべて接続されるようになれば天候で左右される地域的な発電量が全国的にはならされて、おおまかに日の出から日の入りまでの時間変動だけになるかも知れません。 各地域の発電量の変化から雨雲の動きが分かるというような、あるいは全国的な雨雲の動きの予想から全国的な太陽光発電の発電量の変動を予想するような事になるのでしょうか?

8月24日(木)曇り

発電量             19.3kWh (AiSEGデータ) 

売電量         12.5kWh

自給率                  135.9% 

設備利用率             19.1%   

日照時間           8 .2h  

日照時間当たり発電          2 .34kW

連系以来    2933日(8年と11日 )

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うまい話

2017年08月24日 | スイッチング数推移など

「発電までの流れはこうだ。霧島酒造は1日に一升瓶で16万本に上る規模を製造するため、約340トンの南九州産サツマイモを使う。傷や変色があるイモは、焼酎の味わいに雑味が生じる原因になるため選別する。選別ではじかれたイモのくずは毎日、平均して約10トン出るという。

工場の残さを使う発電は焼酎製造の最終工程
工場の残さを使う発電は焼酎製造の最終工程
 焼酎作りに使うイモを蒸し、コメから作る麹とともに仕込んで蒸留すると、焼酎ができあがる。蒸留工程では「もろみ」が残る。これを絞ったものが焼酎かすだ。かすの量は毎日約650トンに上る。
 イモくずを粉砕して焼酎かすと混ぜ、工場敷地内のメタン発酵槽に投じる。混合物にはメタンの生成に欠かせない炭化水素系の成分が豊富に含まれる。温度を55℃程度に保った発酵槽内で、微生物のメタン菌の働きにより炭化水素が分解され、メタンガスが発生する。その量は1日平均約3万m3(立方メートル)に及ぶという。
 メタンガスを燃料に使い、同じ敷地にあるバイオガスエンジン発電機で発電する。電気は、再エネ電気の固定価格買い取り制度(FIT)の下、九州電力に売る。年間約700万kWhの発電実績があり、1kWh当たり39円(税抜き)で買い取られる。年間売電収入は約2億5000万円に上る。」日経電子版 8/18付け エネルギー新世紀「売電2.5億円 霧島酒造、食品廃棄物でバイオガス発電 」より
 
 焼酎造りの過程で出る廃棄物で発生させたメタンガスで発電し電力会社に売電し、発酵槽に溜まった汚泥は肥料用に販売する・・・焼酎造りの原料から製品完成までの工程でほとんど捨てるものはなく、焼酎、発電、汚泥がすべてお金にになるといううまい話。この様な話は焼酎だけでなく味噌、醤油などの発酵業種でも工夫次第で発電所になれる可能性がありそうです。
 自治体のごみ焼却場が出す熱エネルギーも今以上に発電用に活用して地産地消発電として使えそうです。電気は買うものではなく自前で作って使うもの・・・発電が手軽に出来る時代へ・・・

8月23日(火)晴れ

発電量             18.9kWh (AiSEGデータ) 

売電量         10.3kWh

自給率                  111.8% 

設備利用率             18.8%   

日照時間          10 .6h  

日照時間当たり発電          1 .78kW

連系以来    2932日(8年と10日 )

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スイッチング率10%超え

2017年08月23日 | スイッチング数推移など

 8/22付け経産省News Release 「電力のスイッチング率(低圧)が10%を超えました」より
 OCCTOが毎月公表するスイッチング数とは異なるようですが電力・ガス取引委員会が集計するスイッチング数の推移が経産省のNews Releaseで公表されました。ほぼ一本調子で着実に増加している様子が分かります。スイッチング件数の内訳が記されており新電力へのスイッチング件数が634万件中353万件(55.7%)、既存10電力会社内のスイッチング件数が同281万件(44.3%)と約6対4の割合らしいことが分かりました。たとえば東電の旧メニューから東電の新メニューに変えるだけのスイッチング件数も4割程度あるようです。
 スイッチング件数634万が全体数の10.1%という事から全体数はおおよそ6,273万件あるという事になります。この内、既にスマートメーターに取り換え済みの軒数がどれほどかデータは有りませんが、取り換えてもスイッチング手続きをせずに現行契約のままの方も多いでしょうから634万件よりは多い数字かもしれません。

 同「新電力の販売電力量シェア」より
 新電力の販売量シェアも公表されています。10%超の上位3社は変わりませんが、当方買電先のLooopでんきさんは1年で12位から11位に伸びています。今後の伸びに期待しています。

8月22日(月)曇り

発電量             16.5kWh (AiSEGデータ) 

売電量          7.7kWh

自給率                   89.2% 

設備利用率             17.2%   

日照時間           3 .1h  

日照時間当たり発電          5 .58kW?

連系以来    2931日(8年と9日 )

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AI対AIの時代

2017年08月22日 | スイッチング数推移など

  「米グーグルの囲碁用人工知能(AI)「アルファ碁」と世界最強棋士の対決はAIの3連勝で幕を閉じた。グーグルはこれで囲碁AIの開発を打ち切る。条件が限定されたゲームではAIが強くなりすぎ、人間との対決は娯楽としての面白みを保つのが難しくなった。次にAIを知的な娯楽にする試みとして、自動車やロボットを動かすAIどうしの対決が有力だ。その背後には「AI対人間」以上に熱い人間ドラマが控えているかもしれない。
 
  5月20日のパリの市街地。封鎖して造ったレース場を黒と白に蛍光の黄色を合わせた鮮やかな流線形の車体がゆっくりと通り過ぎていった。魚雷に飛行機の翼がついたような未来的なデザインだ。中継用カメラをつけた潜望鏡のような車体後部の突起がひときわ目立つ。外見は「F1」の車両にそっくりだが一つ大きな違いがある。運転席がないことだ。車体には「ロボレース」のロゴが浮かび上がる。この車両を操作するのは人間ではない。AIだ。
 運転手のいない「ロボレース」で参加チームが使う車両は全く同じ。最高時速320キロメートルの電気自動車(EV)だ。ハードの条件をそろえてソフトの力で勝負する。現在、試験レースを続けており、数年内の本格的なレースの開始はほぼ視野に入った。」(5/29付け日経電子版 ビジネス最前線「今度は「AI対AI」 EVレース、ソフトの力で勝負」より

 アルファー碁で人間に完勝した米グーグル。欧米のAIはすでに自動車やロボットを動かすAIどうしの対決のフェーズに入っているという記事です。ようやく自動運転実証を始めた日本のAIは追いつけるのでしょうか? ”AIロボコン”で勝負?! 

8月21日(日)曇り

発電量             17.3kWh (AiSEGデータ) 

売電量         13.2kWh

自給率                  168.0% 

設備利用率             17.2%   

日照時間           3 .1h  

日照時間当たり発電          5 .58kW?

連系以来    2930日(8年と8日 )

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