仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録 2024年7月上旬

2024-07-10 05:34:00 | 読書録(備忘)
『明治文学小説大全』 (全50篇)より7月5日『野分』 夏目漱石明治40年(1907年)初読。残念ながら、漢字も仮名遣も現代表記。主な登場人物は、白井道也、高柳、中野。道也は大学を出てから中学の教師になったが、7年間に3か所、越後、九州地方、中国地方を経て、今は教師を辞めて文筆を生業としている。高柳は道也の越後時代の生徒であったが、大学を卒業したばかりで職にも就けず、食うに困る状態。中野は高柳 . . . 本文を読む
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