第1話「運命のザイル」
井上靖の名作「氷壁」を原案としてゐる。
「原作」ではなくあくまでも「原案」だ。
舞臺は前穗の東壁ではなく、K2。
事件の原因となる事故もザイルの切斷ではなささう。
けふ觀たかぎりでは、たぶんカラビナが破壞されるのではないかと想像される。
主人公の名前も魚津が奧寺に、小坂が北澤になつてゐる。
名前が同じなのは、八代美那子だけか。
キャストは、奧寺を玉木宏、北澤を山本太郎が演じてゐる。
北澤の一途なところを山本が好演してゐた。
第1話。
何が「運命のザイル」なのかといふと、
5年前、屏風岩で奧寺と北澤がザイルを組んでゐた時のこと。
トップの奧寺が落石にやられて墜落。
確保してゐた北澤が、奧寺を引つ張り上げて助けた。
この事故のことがあり、奧寺は北澤に、引け目のやうなものを感じてゐる。
K2登頂のプロジェクトで北澤がK2に挑むことになつてをり、北澤は奧寺をパートナーに指名するが、そんなこともあつて奧寺は迷つてゐる。
この二人は小學校からの友人で、以前から議論してゐた。
もし一人が宙吊りになつて、ザイルを切らないと二人とも死ぬやうな状況だつたらどうするか?
奧寺は切るといひ、北澤は切れないといふ。
5年前の事件の際、結果として、北澤は奧寺を助けられたが、實はザイルを切らうと思つた。
それを告白されて、奧寺は北澤と、再びザイル・パートナーとしてK2に挑戰することを決める。
「今度は切れるか?」と奧寺。
「切る!」と北澤。
舞臺がK2になつたことで、スケールが大きい。
それにしても、K2のベースと東京とで電話で話ができるとは!
私の持つてゐるヒマラヤ登山のイメージとは隔世の感がある。
さて、このドラマ、面白くなるかどうかはさて措き、K2の映像が美しい。
20數年前に、日本山岳會のK2登山隊が映畫になつたが、私にとつてはその時以來のK2の映像だ。
とりあへずK2が舞臺となるであらう、あと2~3囘は觀てみやうと思つてゐる。
<參考:原案>
井上靖の名作「氷壁」を原案としてゐる。
「原作」ではなくあくまでも「原案」だ。
舞臺は前穗の東壁ではなく、K2。
事件の原因となる事故もザイルの切斷ではなささう。
けふ觀たかぎりでは、たぶんカラビナが破壞されるのではないかと想像される。
主人公の名前も魚津が奧寺に、小坂が北澤になつてゐる。
名前が同じなのは、八代美那子だけか。
キャストは、奧寺を玉木宏、北澤を山本太郎が演じてゐる。
北澤の一途なところを山本が好演してゐた。
第1話。
何が「運命のザイル」なのかといふと、
5年前、屏風岩で奧寺と北澤がザイルを組んでゐた時のこと。
トップの奧寺が落石にやられて墜落。
確保してゐた北澤が、奧寺を引つ張り上げて助けた。
この事故のことがあり、奧寺は北澤に、引け目のやうなものを感じてゐる。
K2登頂のプロジェクトで北澤がK2に挑むことになつてをり、北澤は奧寺をパートナーに指名するが、そんなこともあつて奧寺は迷つてゐる。
この二人は小學校からの友人で、以前から議論してゐた。
もし一人が宙吊りになつて、ザイルを切らないと二人とも死ぬやうな状況だつたらどうするか?
奧寺は切るといひ、北澤は切れないといふ。
5年前の事件の際、結果として、北澤は奧寺を助けられたが、實はザイルを切らうと思つた。
それを告白されて、奧寺は北澤と、再びザイル・パートナーとしてK2に挑戰することを決める。
「今度は切れるか?」と奧寺。
「切る!」と北澤。
舞臺がK2になつたことで、スケールが大きい。
それにしても、K2のベースと東京とで電話で話ができるとは!
私の持つてゐるヒマラヤ登山のイメージとは隔世の感がある。
さて、このドラマ、面白くなるかどうかはさて措き、K2の映像が美しい。
20數年前に、日本山岳會のK2登山隊が映畫になつたが、私にとつてはその時以來のK2の映像だ。
とりあへずK2が舞臺となるであらう、あと2~3囘は觀てみやうと思つてゐる。
<參考:原案>
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TBさせていただきました
わたしは原案まったくよんでないので、うらやましいです。。
ありがとうございました。
原作、あ、原案か。
原案は名作ですよ~
何度讀み返したことでせう。
そのたびに涙してしまひました。
多感な時期(中學・高校)に讀んだと云ふこともありますが・・・
しかし、役の名前も結構変わってるんですね。八代美那子だけが変わってないって言うのも意味深な・・・
こちらもTBさせていただきます。
ずっと楽しみに待っておりました。
山本太郎さんはいい役者さんに育ってますね。
『メロリンQ』の時代が懐かしい・・・。
玉木さん、改めて見るとなかなかオトコマエで。
原作は読んだ事がなかったので、早速文庫を買ってきました。
相当読み応えがありそうです。
コメントどうもありがたう!
原作、讀まなくてもドラマは樂しめると思ひます。
私は昔、山登りをしてゐたもので、山の本を讀み漁つてゐました。
この原作を初めて讀んだのは、もう30年以上も前のことになります。
涙が止まらなかつたのをいまでも覺えてゐます。
たぶん、ドラマでは泣かないだらうと思ひますけどね(笑)
ちなみに、このドラマの八代美那子のイメージは少し色つぽすぎるやうな氣が・・・
あれ?
いつの間にコメントが!
上のコメントを書いたのと殆ど同時なんですね~
山本太郎は「新撰組!」で原田左之助役をやつてましたね。
あれで初めて知りましたが、あの時よりいい感じです。
一本氣な性格の役どころが似合ふのかもしれませんね。
原作にチャレンジですか?
泣かないやうに氣を附けてください(笑)
私は何度讀んでもダメなんです。
泣く場所はその時々で違ふのですが・・・
けふ、仕事のかえりに有楽町にてNECの「ぱそこん」を玉木さんと山本さんが2人一緒に宣伝している主人公の2人の広告を目撃いたしました。日頃ウィンドウズのPCに興味がないので今まで目に入ったことがなかったのですが、ちょっと台無しです(笑)。
やはり井上靖は学生時代に読みますね…。
コメントありがたうございます。
美那子は原作のイメージとはずゐぶん違ひますよね。
清楚な若妻といふ印象だつたのですが、ドラマではフェロモンをまき散らしてゐるやうな・・・
あれではヤマ屋さん達、ひとたまりもないでせう(笑)
穂高だと1人納得しております。
今はかなわぬ夢となるであろうK2を登りたいと思っている64歳の男です。
コメントありがたうございます。
私が「氷壁」を初めて讀んだのが32年前。
50年前といふことは新聞連載の頃ですね~
山の大先輩でいらつしやる!
私は、飼ひ犬に「穗高」と名付けてゐます(笑)
山の穗高にはもう18年も登つてゐませんが、犬の穗高はいつも私のそばにゐます。
ドラマを觀てゐると、また山に足を運びたくなりますね!