京都Bホテルの稀代のコンシェルジュ・AKさんに教へて頂いた、新進氣鋭のイタリアン、 京都ネーゼ に行つて來た。
このお店は豫約をしないと入れない。
夜遲くであれば、當日聯絡しても入れるらしいが、その場合も席が空いたら聯絡をしてくれるといふスタイル。
キッチン前のカウンター席。
やはりシェフと會話をしながら、美味しい料理を頂けるのが良い。
他のお客さんが注文した料理を見て、「あ、あれ美味しさう。こちらにも下さい」なんてことも出來る。
トップの寫眞は、鷄(内臟)。
正式な名前は忘れたけれど、これがとつても美味しかつた。
どうやら、稀代のコンシェルジュ・AKさんもお氣に入りだとか。
よく見ると、トサカが入つてゐる。
食べるのは生れて初めてだが、これがなかなか齒ざはりが獨特で美味しいのだ。
こちらは雉。
山屋の間で「キジを撃つ」といふのは「排泄する」の意で、それが轉じて「キジ=排泄物」とされてゐる。
なので、キジを喰ふといふのは・・・
いやいや尾籠な話で恐縮。
これも齒ごたへがしつかりしてゐて(固いわけではなく)、噛めば噛むほど口の中に美味しさが廣がる逸品だつた。
生ハム。
店内に生ハムをスライスする機械があつて、自分でスライスさせてくれる。
ハムの塊をセットするのは店のスタッフのかたがしてくれるので、客はミシンの彈み車のやうなまるいハンドルを廻すだけ。
それでも、自分でスライスするとさらに美味しく感じるから不思議。
雲丹のパスタ。
これは、他のお客さんが注文したのを見て、思はず注文してしまつた。
雲丹の生臭さをまつたく感じさせない、それでゐて潮の香が樂しめる。
ワインや料理が美味しいことはもちろんだが、このお店はシェフの森博史さんとおしやべりできるのが樂しい。
先日のこと、といふ前振りで、
「100歳のお客樣がいらつしやつたんですよ。イタリアン初めてで、コースを完食されたんですよ!嬉しかつたですね~」
さらりと仰るけれど、100歳のお客樣にも食べられるやうに工夫をされたに違ひないのだ。
かういふ、お客樣視點で料理を出せるのがシェフの素晴らしいところなのだと思ふ。
京都なので、なかなか行けないけれど、また是非行つてみたい。
スキンヘッドの客はお斷り、なんて云はないよね?
<使用カメラ> 「 Canon IXY DIGITAL 800 IS 」
京都 ネーゼ (Kyoto nese キョウトネーゼ) (イタリアン / 三条、京都市役所前、三条京阪)★★★★★ 4.5
「スキンヘッド」の日、いいですねえ~
もしそんな日が出來たら、眞つ先に伺ひますよ。
でも、お客さんみんなスキンヘッドだつたら、と思ふと、少し怖いかも(笑)
Mary Christmas and Happy New Year!
綺麗なブログありがとうございます。
スキンヘッド大歓迎ですので、「スキンヘッドの日」作りましょうか?
また京都へお越しの際は、是非お立ち寄り下さいませませ。
では良いクリスマスと良いお年を!!チャオ!
湯豆腐も美味しさうですね。
でも私の場合、湯豆腐ではコストパフォーマンスが釣合はない氣がして・・・・
京都の湯豆腐つて高いですもんねえ。
妹さん、豆腐アレルギー作家なんですね。
このような上級のイタリアンにはなかなか行けません
今度京都に湯豆腐を食べにいってきます
家には豆腐アレルギーの妹がいるので食べられないのです
京都はいいですね