【昔の手帳から】 ３月２９日 （80年：金閣寺、82年：下山）

【１９８０年】（浪人）

金閣、龍安寺


行つたことを覺えてゐない。
高２の修學旅行の時に行つて以來といふことになる。
岩倉からバスを乘り繼いで行くしかないわけだが、かなり厄介な筈。
ほんたうに行つたのかな？




【１９８２年】（２囘生）

ＢＣ撤收→鳩待峠→戸倉→千葉


Ｃ高山岳部春山合宿の最終日。
前日が快晴だつたので、前々日の吹雪でテントにこびりついた雪も融けただらう。
この頃までには、テントはすべてナイロン製になつてゐたので、雪や氷も落としやすくなつてゐた。

春山でたいへんなのは、雪がこびりついたテント。
高１の春山は尾瀬の燧だつたが、まだ帆布で出來た家型テントを使つてゐたのでこびりついた雪が落とせなかつた。
さうなると、懸命に疉んでも體積は一囘り大きくなるし、重さも５割増しほどになつたのではなからうか。
その家テンを割り當てられてゐたヤツ（確かカタバミ）は悲慘だ。
彼のそのほかの割當ては他の者でカバーしたのを思ひ出す。

戸倉まで下つて近くの宿で風呂に入り、湯上りにビールを飮んだやうな氣がする。