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遲れ馳せながら、初詣でに出掛けた。
遠出をするのはイヤだつたので、近いところで清荒神に行かうと思つた。
自宅の最寄り驛までバスに乘るのが面倒だつたので、クルマで阪急中山驛前まで行き、駐車場にクルマをとめて、そこから電車に乘つた。
清荒神まではわづか2驛。
ところが、近くに住んでゐるのに賣布(めふ)神社に行つたことがないのを思ひ出し、1驛目の賣布神社驛で電車を降りた。
清荒神は驛からかなり歩かなくてはならないが、賣布神社は驛から10分とかからない。
途中、女子修道院があつた。
修道院なんて函館にしかないものだと思つてゐたが、こんな近くにあるとは。
彼女たちはどうやつて生きるためのお金を得てゐるのだらう、などと餘計なことを考へながら、修道院脇の道を歩いた。
賣布神社への參道。
小さな神社だらうと思つてゐたが、參道はそれなりのものだつた。
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トップの寫眞が本殿(兼、拜殿?)
その本殿の脇に、社名を彫つた石碑が立てられてゐる。
なんの變哲もない石柱だ。
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ところが、この説明板には、徳川吉宗や大岡越前守の名前が見られる。
家を出る前に「暴れん坊將軍」を見てゐただけに、妙に感銘を受けた。
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この神社は推古天皇18年(西暦610年)創建だといふ。
つまり、今年で創建1400年!
當時はここはとてつもない片田舍だつた筈。
そんなところに建てられたといふことだけで、たいした神社なのだとわかる。
しかも、延喜式内社!
立派なものだ。
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お札を買はうとしたら、話好きの女性に捉まつてしまつた。
宮司の母親だといふ。
神社の參道や、住居の前にクルマをとめる不埒ものへのグチをひとしきり拜聽した。
參道横にある小學校に子供を送る時とか、PTAの集まりがある時など、若い母親たちが平氣でクルマをとめるとのこと。
注意しても、「たかが1時間くらゐ、いいぢやないの!」と逆ギレするらしい。
神域にクルマをとめるなんて、バチあたりも甚しい。
道徳教育を受けてゐない世代なのだらうか?
世も末だな。
宮司の母のグチに附合はされてゐるうちに雪が降つてきた。
神社から驛に戻る間に、雪は本格的になり、驛のホームに着いた時にはこんな感じ。
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横なぐりの雪。
大袈裟に云へば、まるで吹雪のやうだつた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/41/21eed3384b6164268f37cdfc394e6b2c.jpg)
ともあれ、初詣でも無事に完了。
御利益があるとよいのだが。
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