夢工房合同フォーラムに參加した。
夢工房といふのは、中堅人事擔當者を對象とした異業種交流會で、1997年にスタートし今年で第14期目。
私はその第2期生。
今囘の合同フォーラムは、第1期から第14期までのすべての參加者が一堂に集ふイベントで、初めての試み。
會場は、私が10數年通勤してゐた梅田スカイビル。
私が勤務してゐたSハウスやAZ社のあるビルではなく、タワーウェストのはう。
AZ社のひとと顏を合はせたくない氣持ちもあり、キャップ&サングラスで變裝。
地下道を拔けるところで、同じ第2期の同窓生に出會つたので、聲をかけたら、私だと氣づかれなかつた。
變裝もそこそこ效果があつたやうだ。
慶應の花田光世先生の「刺身のツマ」もとい基調講演でスタート。
かつて私たちが學んだ頃(12年前)は、かなり尖つた革新的人事精度について語つてをられた記憶があるが、いまの花田先生は「人に寄り添ふ」人事制度を考へてをられるらしい。
12年といふ時間は、人事制度を考へる視座をも變へて行くのだ。
14期に渡つて續いてゐる夢工房だが、私たちの第2期が一番親交が深いやうだ。
12年もたつといふのに、いまだに年に數囘は集まつて語りあつてゐる。
今囘も第2期からは8名が參加した。
全員で約70名だつたらしいので、おそらく8名といふのは多いはうだらう。
ダイキン工業、東洋紡、日本ハム、日本ペイント、ノーリツ、パナソニック、元・近畿コカコーラ、そして私。
日本ハムのI氏がパイプをくゆらせてゐたので、パイプの吸ひかたを教はつた。
葉卷と同樣、煙を肺に入れずに香りを樂しむので、健康によい(惡くない)のだとか。
コストパフォーマンスも、普通の紙卷タバコよりもよいらしい。
さらには飮み屋のオネエチャンにももてる。
どうやら、彼の狙ひは最後のところにあるやうだが。
私が夢工房に參加したのはSハウス時代。
1期にNくんが參加し、2期が私、しばらく間があいて、あと4~5人參加してゐるとのこと。
會場にはNくん、Hくん、Mくん、Yくん、Sくんの顏があつた。
私がスカイビルで働かなくなつたため、Sハウスの人と顏を合はせる機會は無くなつてしまつた。
せつかくなので、彼らを誘つて飮みにいくことにした。
付きあつてくれたのは、Nくん、Mくん、Sくん。
Nくんはこの春に部長になり、Mくんも課長、新入社員だつたSくんもすでに主任。
10年の月日は、早く過ぎ去つたとはいへ、やはり長いのだ。
行つた店は、スカイビルから地下道を拔けた交差點の左手(北側)にある「アジベーネ」。
新しく出來た店らしい。
名前の通り、魚の鰺をメインにしたイタリアン風の居酒屋。
正直云つてワインはあまり美味しくなかつたが、鰺料理はそこそこのもの。
9時半頃入店したのだが、1テーブルだけ空いてゐたが、あとは滿席。
8割がたが女性だつたのは、男性從業員がイケメンだつたからに違ひない。
Nくんとは1年ぶり、Mくんとは2年ぶり、Sくんに至つてはたぶん10年ぶり。
樂しかつた。
イケメンくんにお願ひして、記念寫眞を撮つて貰つた。
彼らに寫眞をメールしておかう。
Nくんと阪急梅田驛まで歩き、「Nobu」へ。
ひとりで行くつもりだつたのだが、ひとりにすると危ないと思はれたのか、Nくんも付きあつてくれた。
アイラモルトのアードベッグを1杯頂いた。(上の寫眞)
勘定は、私がトイレにたつたすきにNくんが濟ませてゐた。
後輩に奢つて貰つたのは、たぶんこれが初めてだ。
失業者を氣遣つてくれたのかな?
時間はすでに0時半。
タクシーにて歸宅。
「アジベーネ」のメニュー。
「アジベーネ」の店内。
閉店時間近かつたので、もう客は私たち以外は1組だけだつた。
<使用カメラ:Canon PowerShot G11>
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