内々定連絡（6月11日）

　

　

写真は北アルプス奥穂高岳頂上にひるがえる鯉のぼりです。（1987年5月撮影）

やっとここまで辿り着いたという意味でぴったりかな？

 

 

一昨日（6月11日）、転職エージェントの担当者Ｓさんから、選考に合格したとの電話がありました。

これで、やっと今の会社からおさらばすることが出来る。

嬉しきこと限りなし！

 

そもそも、ぼくが9月の定年退職を待たずに転職を考えるようになったのは、4月13日、14日の両日にわたって、社長から暴言を吐かれたからなのでした。

特に14日は、わざわざ部下を呼び出して、その前で、いろいろ罵倒されたあげく

「お前の定年まであと半年、我慢に我慢を重ねて雇ってやる」

と云われたのが心に突き刺さりました。

 

この言葉がメンタル不調を引き起こし、15日から会社を休み、21日にはメンタルクリニックで診察して貰い「反応性うつ病」の診断が下され、自宅療養をすることになったのです。

2012年3月に入社して以来、人事責任者として貢献して来た筈なのですが、数年前から社長との関係が悪化して折りにふれては悪口雑言を浴びせられるようになり、「お前の顔などみたくない」とまで言われながらも「我慢に我慢を重ねて」勤務していたのですが、もうダメです。

このまま今の会社にいてはあと3ヵ月ですら我慢できません。

 

 

さて、転職活動です。

4月中は仕事について何も考えられない状態でしたが、ＧＷが終わった頃から転職活動を始めました。

ネット上で自分にあう求人情報を捜して申し込みを続けました。

そのなかで、5月8日に某転職エージェントから連絡があり、某東京の企業の書類審査が通ったので1次面接を受けてみないかとのこと。

折りからのコロナで兵庫県から東京に移動して面接を受けるのはリスクが高かったのですが、先方からＷｅｂ面接で実施してくれるとのことで、二つ返事で承諾しました。

5月21日にＷｅｂ面接。よい感触でした。

翌日すぐにエージェントから合格連絡があり、次回が適性検査と最終面接とのこと。

 

6月3日（水）、東京に向かいました。

最初に、社長による最終面接が40分ほど。これも1次で面接してくれた部長が同席し、ところどころで援護射撃をしてくださったこともあり、良い感触が得られました。

それが終わってから適性検査を45分ほど。これが難関でした。

ぼくのこれまでの人生の中で適性検査をうけた経験はわずか3回。うち2回は社会人になる時の就活で35年前。残りの1回は10年ほど前のリストラ後の就活でした。

これらは、いずれもいわゆる「ＳＰＩ」で、言語能力（国語）、非言語能力（算数）、性格検査からなるものでした。

しかし、今回の適性検査は、クレぺリン検査ベースでしたので、一桁の数字の長大な行列を前に、2つの数字を足してその結果の下一桁の数字を２つの数字の間に記入するというもの。

これを15分間続けて、5分の休憩をはさんで、また15分。これ、なんの拷問だよ！って思いました。

鉛筆を持ったのって10年ぶり？しかも手で数字を書くのって、いまやほとんどないよね？

・・・疲れました。足し算も疲れるけれど、数字をひたすら書くという行為に疲れ果てました。

最初の15分で、右腕の筋肉が硬くなるのがわかりました。数字を書こうとして手が震えるのです。

まるで右腕の握力検査のようでした。

しかも数字が小さいのです。このところ加齢による遠視が進行しているぼくにはつらいものでした。

ときどき眼の焦点が合わなくなり、中腰になって数字との距離をとることも・・・

休憩の5分間、右腕を左手でマッサージして、ぶらぶらと揺すったり、目をつぶって眼球をマッサージしたりして、回復に努めました。

お蔭で次の15分は前半よりも多く回答できました。

 

試験が終わって、部長に声をかけられ、

「結果は1週間から10日後になります。こちらの宿題は処遇ですね」

「処遇といいますと？」

「あなたの年収について決めてご連絡しないと。あ、ご縁があった場合ですけど」

という会話があって、処遇決定についての話が出るということは・・・と希望が膨らんだのでした。

 

 

こうした経緯で、いまは正式な書類の到着を待っているところです。

書類が届き次第、いろいろなことが動き出します。

１．転居先を決める

２．家の中の本などを処分する（たぶん1,000冊以上ありそうです）

３．持っていけない家具などを処分する

４．引越し

５．退職手続き

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忙しくなりそうです。