子供の日の穗高くん。
と云つても格別のことはなく、彼はいつもの通り、よく眠つてゐる。
「寢る子は育つ」といふが、彼は人間でいへば既に40台。
私と一緒で、もう育つことはないのだが。
彼のお氣に入りの寢場所はトイレである。
邪魔でしようがない。
私が彼を押しのけるやうにしてトイレに入つたら、彼は玄關前の廊下で寢直してゐた。
起さぬやうにカメラを取りに行き、そつと撮つたのがこの寫眞。
後ろ足を壁にもたせかけて、前足を「いらつしやいませ」のやうに曲げてゐる。
この前足がとつてもラブリー。
もはや子供とは云へない穗高くんの、子供の日のひとこまであつた。
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