【２００９年公式戰】 7/20 ● 阪神 ２－３ ヤクルト （甲子園）

いつものやうに決定打の出ないゲームだつた。

先頭打者が出壘したのが６度。
スコアリング・ポジションに走者が進んだのが７度。
これだけのチャンスがありながら、得點出來たのは、金本の犧牲フライの１點と、新井の７月に入つて初めてのタイムリーによる１點。
新井は１囘、５囘にもチャンスに打席が廻つて來たが、凡退してゐた。

一番殘念だつたのは１囘裏。
１アウト滿壘のチャンスでブラゼル、新井と連續三振で無得點。
せめて１點でも取れてゐたら、その後の試合展開も變つてゐただらう。

３囘裏、先頭打者の２番・赤星がヒットで出壘した場面で、３番・關本に送りバントをさせたのは疑問。
まだ序盤だし、この２人であれば、盜壘やエンドランなどの積極策を取つても良かつたのではないかと思ふ。
逆に、８囘裏、先頭の鳥谷がヒットで出壘した場面で、次の矢野にヒッティングを命じたのは更に疑問。
終盤の８囘に１點のビハインドであれば、とにかく同點に追付くことを考へるべき。
その場合、送りバントでスコアリング・ポジションに走者を進めるのが絶對的なセオリーだ。
よほど矢野が送りバントが出來ないならともかく・・・

先發の下柳は５イニングで３失點。
不運なヒットがあつたとはいへ、先發投手としては合格點はやれない。
いまの阪神では、５囘までに３失點もすると逆轉するだけの得點力はない。

中繼ぎ投手陣はよくやつてくれた。
９囘にジェフの名前がコールされた時には驚いたけれども。

ヤクルト戰はあと２試合ある。
緒戰を落したのは痛いが、明日、明後日と連勝してくれることを祈る。




勝利投手 [ ヤクルト ] ユウキ（3勝2敗0S）
敗戦投手 [ 阪神 ] 下柳（5勝7敗0S）
セーブ [ ヤクルト ] 林昌勇（3勝1敗22S）

本塁打
[ ヤクルト ] 川島慶 8号(2回表ソロ)

バッテリー
ヤクルトバッテリー： ユウキ 、押本 、李恵践 、松岡 、林昌勇 - 福川
阪神バッテリー： 下柳 、江草 、筒井 、アッチソン 、渡辺 、ウィリアムス - 矢野





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＜ナマ觀戰記録＞

【リーグ戰】 ７戰６勝１敗

○ 4/3（金） 阪神５－２ヤクルト （京セラＤ：開幕戰／先發：○安藤）

○ 4/7（火） 阪神１１－１０廣島 （新裝甲子園開幕戰／先發：久保、○江草）

● 4/9（木） 阪神２－４廣島 （甲子園／先發：●石川）

○ 4/16（木） 阪神４－３中日 （甲子園／先發：久保、○アッチソン）

○ 4/30（木） 阪神３－２横濱 （甲子園／先發：久保、○アッチソン）

○ 5/14（木） 阪神７－１廣島 （甲子園／先發：○安藤）

○ 5/25（月） 阪神４－３ロッテ （甲子園／先發：○久保）