仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【昔の手帳から】 6月6日

2011-06-06 00:45:56 | 昔の手帳から
【1980年】(1囘生)

17:30 家庭教師


金曜日。

定例の家庭教師。




【1981年】(2囘生)


DP小寺 缺席
「罪と罰」上卷
自炊



土曜日。

2コマ目にドイツ語初級の講座があつたのだが、缺席したらしい。
この講座は1囘生のうちに取るべきものなので、ほんたうであれば缺席してはいけないのだが・・・

ドストエフスキーはこれまでに讀んだことがなかつた。
文學部に在籍する大學生として恥づかしいことゆゑ、とりあへず「罪と罰」から讀み始めた。
・・・重たい。
私は何を隱さうキリスト教徒なのだが、それでもキリスト教の持つ重さについていけないものを感じた。
日本人が最も理解しづらいもののひとつは、おそらく宗教、特に唯一絶對神といふ認識だらうと思ふ。
その認識なくして、この作品の「罪」も「罰」も本質的な意味において理解しがたいのではないだらうか。
そんなことを、讀みながら感じてゐた。

罪と罰 (上巻) (新潮文庫)
ドストエフスキー
新潮社










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