【相棒 Season 10】 第７話：「すみれ色の研究」

をを！尊くんが右京さんを毆つた！
右京さんは警察に電話をして、尊くんを傷害と器物破損の現行犯で逮捕しようとする。
どうなつてゐるんだ、これは！

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加藤といふ男から右京さんに電話がかかつて來た。
右京さんに友達がゐるとは。
大學のチェス部の仲間だつたらしい。
さういへば、以前も大學のチェス部の後輩が登場したことがあつた。
右京さんの友達はチェス部にしかゐないのか？

研究所長の桑原を訪ねる右京。
環境エネルギー開發の川村？
右京さん、僞名を使つて搜査していいのか？
正義をふりかざすくせに、かういふことは自分に許してしまふのか。
ま、それはともかく。

犯人は意外な人物だつた。
これ、視聽者でわかつた人はゐないだらうな。
この人物に關する情報があまりに開示されてゐなかつたし。
右京さんと尊くんの芝居は、この人物に尻尾を出させるためだつた。
やつぱりね。

それにしても、だ。
娘にまで疑はれてゐる加藤さん、かはいさうだなあ。
娘に母の死の眞相を告げられないのは・・・
なんと、母子感染！
あの、かはいい娘さんまでもが白血病にかかつてしまふ可能性があるなんて。
どうか、彼女が發病しませんやうに・・・

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＜印象的なセリフ＞

加藤（右京さんの友達）：「變だよ、君つて」
いや、それはみんな知つてますから。

右京：「加藤君は、ぼくの友人ですよ」
あれ？右京さんとも思へぬ發言だな。
公私混同するやうな人ではない筈なのだが・・・

右京：「殘念ながら、きみはもう警察官ではありません。犯罪者です！」
尊くんに毆られたからにしても、これは右京さんらしくない。
裏があるに違ひない。

伊丹：「最後の最後に呼びつけやがつて。ガキの使ひぢやないんだよ」

右京：「きみ、強く毆りすぎですよ」
尊：「すみません、なぜか力が入りすぎてしまひまして」

＜ストーリー＞

女性研究員が首を吊った状態で発見された。
後日、「父は疑われているのでしょうか？」と右京のいない特命係に一本の電話が入る。
出たのは尊。電話の相手は女子高生。
父親（柴俊夫）というのは、女性研究者の共同研究者だという。
電話を受けた尊が研究室へ向かうと、なぜかそこにはすでに右京の姿があった。
女子高生の父親は右京の大学時代の友人だという。
その父親を庇うようにも見える右京の言動に尊は反発し、１人で捜査を進めるが…

ゲスト:柴俊夫

脚本:徳永富彦　監督:田村孝蔵



（以上、 「相棒」公式ＨＰ より）