【昔の手帳から】 ６月２１日

【１９８０年】（１囘生）

教習所 二輪免許申請書作成
イチハラより手紙


土曜日。

１３日に二輪の卒檢に合格し、この日は免許申請書を作成した。
よく覺えてゐないのだが、この手續きをすることで、學科試驗を受けられるのではなかつたかな。

イチハラは高校山岳部の同期。
私がチーフリーダーで、彼がサブリーダーだつた。
彼からの手紙、何が書いてあつたのだらう。
當時の手紙、いつたいどこへ行つてしまつたのやら。




【１９８１年】（２囘生）

麻雀 －￥1,370


日曜日。
麻雀をして負けてゐる。




【１９８２年】（３囘生）

麻雀 ＋￥1,500 （點３ ６囘）


月曜日。
麻雀をして勝つてゐる。
前年の負けと相殺すると少し勝つてゐるな。




【１９８３年】（４囘生）

コクボ 計￥10,000貸
ホンダ ￥5,000貸


火曜日。

塾の講師をしてゐたお蔭で、この頃になると少し金に餘裕が出て來た。
アパートの住人に頼まれると、原則￥10,000を限度に貸すこともした。
格好つけるわけではないが、友人に金を貸す時は返して貰へなくても構はない覺悟をしてゐた。
これは親からの教へ。
「友人に金を貸してはいけない。もしも貸す時には返して貰へなくてもよいと思ひなさい。」
とは云ひながら、誰にいくら貨したのかは管理しておかなくてはならない。
返して貰つたら、線で消す。
返して貰つてゐなければ、いつまでも殘る。
でも、殘つてゐることを忘れてしまふのだからどうしようもない。
お金を返すと云はれたら、いつ貨したんだつけ？と確認して、手帳の記載を搜して消すことになる。