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CANON PowerShot G11 が屆いて、まづしたのはバッテリーの充電。
おほむね2時間半で完了した。
その次にしたことは、液晶に保護フィルムを貼ること。
シールのやうになつてゐて、台紙に相當するシートを半分はがして、フィルムを液晶に貼るのだが、私はかういふ緻密な作業が子供の頃から苦手。
案の定、直徑5mmほどの氣泡が入つてしまつた。
上から押さへても消えてくれず、はがして貼り直すのも難しさうなので、諦めた。
バッテリーとSDカードをセットして準備完了。
最初に撮つたのは、デスクの上に置いてあつたバッテリーチャージャー。
私は、花や水滴などのマクロ撮影が好きなので、このカメラでどの程度マクロが使へるか試してみたかつた。
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これは3cmほどの距離から撮つたもの。
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これは1cmまで寄つたもの。
ともに焦點距離は28mm(35mm換算)の廣角端。
いままでのIXY Digital 800ISでも1cmまで寄れたが、寫眞のキレがずゐぶん違ふ。
手ブレ補正の性能があがつてゐるのか、あるいはCCDが大きいからか、あるいはその兩方か。
いづれにせよ、このマクロは使へる。
次に確かめたかつたのは、「バリアングル液晶」の使ひ勝手と暗所性能。
「バリアングル液晶」は液晶畫面の角度を變へられるので、樣々なアングルの寫眞が撮り易い。
また、暗所性能については、CCDサイズが1/1.6と大きいことと映像エンジン「DIGIC 4」の性能によつて、暗い所でも高感度ノイズが大幅に低減したのだといふ。
これは、私がこのカメラを選んだ理由のなかでも大きなものだ。
で、モデルに選んだのは、リビングで寛いでゐる穗高クン。
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穗高クンを顎の下から撮つてみた。
普通の、液晶が固定されてゐるカメラだと、穗高クンの顎の下に仰向けになつて寢轉ばないと撮れないアングルだ。
こんなアングルの寫眞が苦勞せずに撮れるといふのは、撮影シーンを大きく廣げてくれる。
この液晶が付いてゐるといふだけで、なにやら樂しくなつてくる。
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センターテーブルの下にもぐり込んでゐる穗高クン。
寫眞ではずゐぶん明るく寫つてゐるが、實際はとても暗い。
こんなに綺麗に撮れるとは思つてゐなかつたので吃驚した。
これは「ローライトモード」で撮つたもの。
「ローライトモード」といふのは、高感度撮影モードで、キヤノンによれば、
「これまで撮ることが難しかったろうそくのほのかな明かりでも、手ブレを防ぎながらノイズを抑えて被写体をとらえることが可能」
といふ。
カメラが自動的に設定したISO感度は3200。
さすがに背景(天板の裏側など)にノイズが目立つが、ストロボを使へない状況では、この機能は大いに役立つ。
穗高クンにフラッシュを浴びせるのはかわいさうだし。
マクロよし。
バリアングルよし。
暗所(高感度)性能よし。
とりあへず確認できたのは、ここまで。
「カメラが欲しい」
「カメラが欲しい 2」
「CANON PowerShot G11 が來た」
バリアングル本当に楽しそう☆
ぜひ、桜の撮影を!!
以前、ヒヒロシさんが地面すれすれから撮つた寫眞をブログにアップされてゐたのを思ひだしました。
どこかの川で、川面すれすれから流れを撮れたら面白いだらうなあ、なんて思つてゐます。
でも、レンズを濡らさないやうにしないと(笑)
櫻、この雨で散つてしまはなければよいのですが。