【昔の手帳から】 ３月２１日 （81年：Ｃ高クラス會、82年：中學同窓會）

【１９８１年】（１囘生）

京都よりTEL豫定
京都にTEL
Ｃ高クラス會 17:30國鐵千葉驛改札


手帳の後ろの自由記載ページに、以下の記述がある。
「カサイさんナカトミさん 3/22or23上京 3/21聯絡豫定」
カサイさんもナカトミさんも同じ學生アパートの先輩で、麻雀仲間でもあつた。
二人とも産大生で、カサイさんは６囘生、ナカトミさんは４囘生で就職が決まつてゐた。
カサイさんは、４月に私が京都に戻つたら、大學を中退して郷里に歸つてゐた。
おそらく、この日、２人の上京に關するやりとりをしたのだらう。

Ｃ高３年Ｅ組の最初の、そしていまのところ最後のクラス會。
どこだつたか、誰が來たか、どんな内容だつたか、ほとんど覺えてゐない。
擔任だつた體育教師のタモリ（名前はモリタ）が來たかどうかも記憶にない。
ヤノがアリスの「チャンピオン」を歌つてゐたことが、なぜか記憶に殘つてゐる。
この歌は、２年前、私たちが現役受驗生の受驗シーズン眞つ盛りの頃に流行つた歌だつた。
それで覺えてゐるのかもしれない。




【１９８２年】（２囘生）

歸省 ミヤシタの車
中學同窓會 17:00～ 八千代台（くるくるぱー亭？）


ミヤシタはＣ高で１年と３年の同級生。
私と同じく岩倉に住んでゐたので、時々私のアパートに來て、酒を呑んだり麻雀をしたりした。
彼は高校でも大學でも自動車部に入つてゐて、當時はランサーに乘つてゐた。
歸省する時に彼の車に乘つて歸ることも何度かあつた。
高速代とガス代を折半すると、新幹線で歸るよりかなり安くついた。
彼としても一人で歸るより私と歸るはうが費用が半分になるので、お互ひにとつていい話だつた。

中學３年Ｆ組の同窓會。
これが初めての同窓會だつた。
中學卒業以來、６年ぶり。
記憶に殘つてゐるのは、小學校と中學校でずつと同じクラスだつたトミタが結婚してゐて子供がゐるといふこと。
子供は２歳か３歳で、その場に連れて來てゐた。
子供を歸らしてから（ご主人が引き取りに來たのだつたかな？）、「仙丈くん、これで私は獨身よ」などと耳元で囁かれたりして・・・
いまの私だつたら、スウェーデン食はぬはロシアの恥、などと思つたかもしれないが、當時の私は「さうか！ぢやあ呑まうぜ」。
もうひとつ記憶に殘つてゐるのは、ミトモがピアノを引きながらビートルズのレットイットビーを歌つたこと。
ミトモといふのは小學校から高校まで同じ學校だつたヤツだが、「ミトモがスカせば屁が出る」といふ歌があつたほどの格好つけ屋さん。
この時も、彼はピアノなんて彈けないのに、レットイットビーのイントロの部分だけ練習してなんとか彈けるやうになり、彈き語りをしてみせた。
みんな、例の「ミトモがスカせば屁が出る」と囃し立てたのはいふまでもない。
イヤな野郎だつたが、いまどうしてゐるんだらう？




【１９８３年】（３囘生）

19:00～ 塾 中１Ｂ英語代講


當時、人數の少ない５年生以外は、理解度に應じてＡＢ２クラスに分けてゐた。
私は中學生はＡクラスの英語を擔當してゐたが、この日、中１Ｂの英語を擔當してゐた講師の都合がつかなくなつたらしい。
ピンチヒッターで私が中１Ｂの英語を教へたやうだ。