仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【關西學生アメリカンフットボール】 京大、立命に敗れ4敗目

2009-10-25 18:28:25 | Sports
京都大學3-27立命館大學


GAORAで完全ナマ中繼。
西京極に觀に行かうかとも思つたが、勝てる見込みのない試合をわざわざ西京極まで行くのもなあ、と二の足を踏んだ。
TVで中繼があるといふことを知り、西京極へ行く氣は完全に失せてしまつた。

試合前の私の豫想は、7-42で京大の負け。
昨年は1點差で負けるといふ接戰だつたが、今年の京大ではとてもそんないい試合は出來ないだらう。
7點といふのも、あはよくば1TDをといふ淡い希望であり、正直なところを云へば完封されなければよいと思つてゐた。

で、結果はといふと、京大の得點は1FGのみの3點。
まさに、完封されなかつただけでも良かつたといふ結果だつた。
しかし、この4QのFGによる3點は、消極的だつた。
ゴールラインまであとわづか4ヤード。
ここに至るまで、2度の4thダウン・ギャンブルを成功させて來た。
せつかく、ここまで來たのだから、もう一度ギャンブルしてTDを狙つて欲しかつた。
それが失敗して完封負けになつたとしても、それはそれで良いではないか。


前半に4TDを奪はれ、前半終了時點ですでに27失點。
後半は、立命が控への選手たちを試合に出したとはいへ、京大ディフェンスが立命オフェンスを抑へた。
ただし京大オフェンスは最後にFGを決めただけで、それまでは殆ど試合をさせて貰へなかつた。
立命のディフェンス・ラインの強さは、やはり素晴らしいものがあつた。
ライン戰で押し込まれてゐるので、京大のラン・プレーは進まない。
苦しまぎれに投げたパスがインターセプトされターンオーバー・・・


氣になつたのは、京大のオフェンスの單調さ。
中央へのランプレーとショートレンジのパスが殆ど。
同じランプレーでも、ドロープレーや、オプション・ピッチ、スイープ、リバースなど、多彩な攻撃を試みて欲しかつた。

ディフェンスで氣になつたのは、タックルの甘さ。
タックル出來てゐるのに止められない場面がかなりあつた。
さういふケースでは、上半身にタックルしてゐることが多い。
サイズの大きな立命の選手を止めるには、正確に腰から下へのタックルをしないと止められない。
基本中の基本だと思ふのだが・・・
例外は#15・前川。
彼のタックルは見事だつた。



西京極での第1試合は、同志社14-10甲南。
これで、1勝以下のチームは、甲南、神戸、京大、近大の4校となつた。
甲南と神戸は1勝3敗1分で、京大は1勝4敗、近大は0勝5敗。
この4校で、1部リーグ殘留を爭ふことになる。
下位2校が2部リーグ1・2位との入れ替へ戰に出場することになるため、無條件に1部殘留を決めるには、この4校のなかで上位2校に入らなくてはならない。
京都大學としては、次の關學戰は勝つのが難しいので、最終戰の神戸大學戰では絶對に勝たなくてはならない。


さて、次の「傳統の京關戰」、觀に行かうかどうしようか・・・
神戸ユニバーは遠いしなあ・・・
今年の京大ぢやあ、下手すれば完封負けもあるかもしれないし・・・
でも、もつと下手すれば、來年から京關戰がなくなるかもしれないから、觀ておいたはうがいいのかもしれないし・・・
なんだか情けなくなつてきた・・・




試合結果・記録_(關西學生アメリカンフットボール聯盟HP)




8/29(土) 関西大学 ●13-56 西京極陸上競技場兼球技場

9/13(日) 甲南大学 ●14-21 王子スタジアム

9/27(日) 近畿大学 ○55-3 EXPO FLASH FIELD

10/12(月・祝) 同志社大学 ●3-10 EXPO FLASH FIELD

10/25(日) 立命館大学 ●3-27 西京極陸上競技場兼球技場

11/7(土) 関西学院大学 13:00 神戸ユニバー競技場

11/22(日) 神戸大学 13:40 西京極陸上競技場兼球技場





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