【仕事搜し】 1/19_再就職支援エージェントと面談

１３：００、梅田のオフィスで面談。
１月６日以來、約２週間ぶり。


大阪の案件を１つ提示してくれた。
まだ求人票になつてゐない、水面下の状態らしい。
企業の要望は、「人事部長經驗者で、英語はビジネスレベル」とのこと。
私は兩方とも滿してゐない。
こんな條件を滿してゐて失業中の人は、果して存在するのだらうか。

そもそも、英語がビジネスレベルの人事部長といふことになると、外資系企業か日系でも海外事業部門のある大手企業だらう。
さういふ企業で人事部長のポジションに就いてゐる人の年收は、少なくとも１２００萬以上かと思はれる。
ところが、その求人企業の年收想定はおほむねその半分程度。
私が云ふのもなんだが、もう少し條件を上げないと、應募する人すらゐないのではないかと思ふ。

そんな話をしたら、コンサルタント曰く、
「この業界は、いま嚴しいですからねえ。こんなポジションでも金が出せないのでせう」
とのこと。
なるほど。
企業としても、人は欲しいが金は出せない、といふ苦しい状態なのだらう。


例の私に向いてゐないかもしれない日系企業で２次面接に進んだことを報告。
「植民地政策」の話をしたら、
「いまでもそんな企業があるんですねえ」
と驚いてゐた。
「でも、仙丈さん、さういふ企業の面接を受けることはいい經驗になりますよ
「その企業を基準にして、これから應募する企業を判斷することが出來ますからね」
つまり、企業の社風や職場環境を判斷する際のモノサシに出來るといふことだ。
なるほど、確かにさういふ考へ方も出來るなあ。


明日、大阪南港にある企業の面接を受けにいく。
社名は出さずに、その話をしたところ、
「あ、まだ大阪でさういふ案件がありましたか！」
いや、確かに私も意外だつたけれど、コンサルタントが驚いてゐては困る。
だいたい、あんたはまだ私にひとつも條件に合ふ案件を紹介してくれてゐないぢやないか。

心の中で思つてゐたら、それが顏に出たのだらうか。
コンサルタント氏、
「私も仙丈さんに求人案件をご紹介出來るやうに頑張ります」
頑張るだけぢやなくて、結果を出してくれたまへ。



ともあれ、明日は１次面接。
ネットで調べたら、自宅から１時間４０分程かかるやうだ。
面接に行くのはよいが、もし入社出來たとして、果して毎日通勤できるのだらうか。
とりあへず、その１時間４０分の移動を體驗してみよう。
すべてはそれからの話だ。