大阪・京橋 カンタービレ声楽教室のブログ

レッスンの話題を中心に書いています。

嬉しいですね

2024年02月03日 | レッスン

大阪・京橋 カンタービレ声楽教室

もう2月ですね。
花粉が飛び始めて、私は目に症状が出始めましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

年末から最近にかけて、学生時代からの発声の課題について、「お、これは1つ階段を登ったな。」という成果を見出された方がいらっしゃり、すごく嬉しかったです。

これだっていう声を出された時の生徒さんの晴れやかな表情にも、やっぱり心弾みます。

若い時に身についたことを変えていくのは本当に大仕事です。
でも、その課題に向き合って、壁を乗り越えていく生徒さんを見てると、私も前向きな気持ちになります。

その方の持つ自然体の声は、本当に美しいと思います。

自分の役目は、その声を見つけたり、磨いていくこととも言えるかなと思っていますが、その声が聞ける時、いい仕事だなって思います。


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オンラインレッスン開始

2020年04月10日 | レッスン
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毎日をいかがお過ごしでしょうか?

多くの方がお家に待機中なのだと思います。

当教室も4/3からだったと思います、お休みにさせて頂きました。

そこで、教室としてはできることをやろうということでオンラインレッスンをさせて頂くことにしました。


正直、どこまでの内容ができるのか不安もありましたし、教室でお声を直に聴かせて頂く、これに勝ることはありません。

だけど、想像外だったのはオンラインレッスンだからできることもあったことでした。


一つは、伴奏が弾けない代わりにずっと歌う様子を見させて頂いているので、めちゃくちゃ顔の使い方を見られます。(映っている部分の体の動きも一緒に見させてもらっています。)

伴奏が弾けるとそれで息遣いなどを導けるのですが、逆にじーっと見るというのは常にはできなかったし、生徒さんによっては普段に斜めだったり横顔を向けて歌われる方もいらっしゃるので(私と顔を合わせると歌いにくいとか顔を向けたい方向が違いますよね)、顔がしっかり見られることは改善した方がよい癖を見つけやすいです。


もう一つは、ちょいちょい生徒さんは教室と同じようにお家で歌えてるのかな、と思うことがあるんですが、お家で歌ってもらいながらのレッスンなんで、そこが直せるのがいい!

(生徒さんにも練習に先生が付き合ってくれているという感じがいいと言って頂けました。)

教室でいい声を出せても家での声の響き方が違う、特に布や本など音を吸収するものが多いところで歌うと声を押したくなってしまいますし、そういったバランスを見られるのは本当によかったです。

ですので、オンラインレッスンを機会にお家で歌う時の注意点をしっかりと学んでいただいて、教室が再開できた時のレッスンに活かしていければいいなと思っています。


レッスンが再開ができる日が出来る限り早く訪れますように!



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歌う時のお腹の使い方

2019年11月01日 | レッスン
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どこを使うのか、という話ではなく、使い方について今日は書いてみたいと思います。



例えばメロディがあって、一番高い音が2点ラだったりすると、その音を出す時に一生懸命に体を使う感覚はどなたにも思い当たるんではないかと思うのです。

でも、これってちょっと違うんですよね。



生徒さんには冷蔵庫の電気みたいに考えてと言います。

どんな例えやねんって話なんですが、冷蔵庫って24時間ずっと電気を使っていますよね。

要するに、下半身を中心にした支えと言われるものは高いと思われる音に対してアタックする様に使うものではありません。

確かに高声域の方がエネルギーは必要です。

では低声域は少なくていいか、使ってる感覚がなくていいかというと、大体の方がうまく声と体のバランスが取れた時に口を揃えて言うのが「思った以上に体を使いますね」、という言葉です。



いつもちゃんと体は使えてるかな?

高い音の後の音ってどんな風に体を使っているか、意識はできてるかな?



例えば跳躍音程を歌うのが難しいなんていうのもこれが理由になっていることもあるので、困った時には参考にしてみて下さいね。




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高い音が出にくい時の練習

2019年10月01日 | レッスン
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夏休みが明けて随分経ってからの更新になりましたが、みなさん、お元気でしたか?

このブログを留守している間に色々とありました。

先日の日曜は娘の運動会がありました。

雨がふっちゃうかなぁと心配していましたが、いいお天気で無事に終了出来ました。

この夏はイタリアに行って歌の勉強も満足に出来ましたし、イタリア東部のトリエステやスロべニアにも初めて行き、充実した休暇が送れました。

新しいお友達もできて嬉しかったです。

また、高校時代からの恩師と、出会って25年目にして初めて二重唱をコンサートで演奏させて頂きました。

たくさんのお客様に楽しかった、良かったと直接にお褒めの言葉を頂き、喜んで頂けたことに私こそ大きな喜びを頂けたなと思っています。



そんな感じで大満足の夏が終わり、日常が戻って参りました。

発表会が終わり、生徒の皆さんそれぞれに素晴らしい成長があった訳ですが、更なる成長も期待したくなる訳です。

9月からは次のステップを考えてのレッスンを進めています。

そんな中で気がついたことを1つ書きたいと思います。



おまたせしました。

ここからタイトルにあるお話になります(前置きが長い・笑)



高い音、出しにくいのが気になったり、もっと綺麗に出したいと思いますよね。

多くの方が出しにくいその音をなんとかしようとします。

ですが、これまでにレッスンをしてきて思うのは、出しにくいその音自体に原因があるのではなく、それ以前にあることが多いです。

高声域を歌う時、足りていないことがあっても体を使わずに声を出すことは無いように思います。

が、低声域は体を使わなくても音が出てしまう。

メロディを歌っていると当然低声域から高声域を行ったり来たりして歌いますが、体を使っていなくて、じゃあ次にいきなり体を使う、なんてことは難しいわけです。

どうでしょうか、低声域を歌っている時にも体が働いている感覚を持てているでしょうか?



全てにおいてこれが原因ではありませんが、うまくいかないな〜という時は参考にしてみて下さい(^_^)




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マスケラとスパッツィオ

2019年02月24日 | レッスン

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今年は暖かくなるのが早い感じがします。

春の前倒しは花粉が飛ぶ期間が長くなるということなので私はあまり歓迎していませんが、皆さんはいかがでしょうか。



今日の話はレッスンを受けられている生徒さんには分かると思いますが、ここでは文字だけ説明しているので、レッスンを受講されていない方には少しわかりにくい話題かもしれません。

すみません。



先日のレッスンの話でとても嬉しいことがありました。

ある生徒さんが「それ~!!」という声を出してくれたんです。(^o^)/



Spazzio、イタリア語ですが、訳すと空間などという意味になります。

マスケラと言われる顔の上半分くらいの場所を開ける感じなんですが、そこの操作をいいますか、なかなかピンとくるまでは難しいものです。

段階的に開ける感覚を変えていかないといけないのですが、頬骨を上げた状態といいますか、だいたい2点ド辺りからの感覚が日常の動作の中にはなかなかないのでつかみにくい方が多いです。

それが課題だな~という方がですね、新しい扉を開いたというか、ほんとにちょっとしたことを変えるだけなんですが、出る声はめちゃくちゃ違うやん!という。(ちょっとのことですが見つけるのは難しい…)

とにかくうれしかったです。

一回出せたというのは本当に大きな一歩です。

何もないところに何かを見つける、これはゼロからの探索なので難しいですが、一回でも経験できたということは絶対に再現もできる!

いや~、ほんとによかった!




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