大阪・京橋 カンタービレ声楽教室のブログ

レッスンの話題を中心に書いています。

タイミング

2018年11月20日 | レッスン

大阪・京橋 カンタービレ声楽教室



ようやく冬を感じられるようになったように思います。

冷えるのは嫌だけれど、実は好きな季節だったりします。

洋服もかわいいと思うんですが、皆さんはいかがでしょうか?



さて、今日はここのところのレッスンで感じていることを書いてみたいと思います。

レッスンのことを書くのは久しぶりですよね。



レッスンの中で大事なことをたくさん繰り返し言っていきますが、最近よく言っているなぁと思うフレーズは「タイミング」です。

テクニックの中で下半身のことをよく言いますが、皆さん、レッスンに慣れてこられると本当に注意しようとしてくれます。

大変すばらしい!



そう、それはとっても素晴らしいんです。

でも、もう一声!

タイミングです。



第一音目は気を付けられたかもしれないけれど、メロディーは残念ながら「一音」ではなく連続しています。

二音目、三音目…1フレーズ目、2フレーズ目、体はどういう風に働いているのかな?

歌いにくくなってきた、苦しくなってきた、そんな風に感じているのに、そのまま歌い続けていないかな?



ついつい続けて歌うたくなってしまいますよね。

その気持ちは痛い程分かりますが、しんどい歌い方のまま押し切って何度も歌ってしまうのは、しんどい歌い方を勉強しているという風にも言えます。

おかしいなと思ったら、一度立ち止まって欲しいなと思います。




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下半身やお腹は働いていますか?

2018年09月24日 | レッスン

大阪・京橋 カンタービレ声楽教室



ご無沙汰しています。

夏休みのお知らせを書いてから2か月もブログをお休みしてしまいました。

今年の夏はイタリアやスペインに行き、ブログに書けそうなことがいっぱいだ~と思っていましたが、残念ながらこの調子です。



さて、9月も中旬を過ぎましたが、夏休み明けのレッスンで気が付いたことを書いてみたいと思います。

お休み明けの生徒さんの歌の調子ですが、もちろん千差万別であるのは当然です。

が、その中で共通して感じたことというのは、多くの方が下半身やお腹のことを忘れる、或いは足りなくなっていました。

どの方も意識をしていない訳ではないのでしょうが、こういうことはよく起こるというか。

私自身も自分の先生にレッスンを受けて、最初の数年はめっちゃ気を配って体を使っている!と思っていても、「足りない!」と言われることがよくありました。

先生に言われたようにもっと気を付ければ確かに声も変わるのです。

変ってみれば、「ああ、本当だ。」と思う、これの繰り返しです。

書いていて思いましたが、もう一息気を付けられる余白があること自体が足りていない証拠かもしれませんね。



そんな感じで、歌っていて今一つ収まりが悪いな~と感じた時は下半身やお腹がどれだけ、そしてどのように働いているのかをしっかり見直すのもいいと思います。




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どんな曲に仕上がるかな?

2018年04月27日 | レッスン

マニフィカ カンタービレ声楽教室



木曜日のレッスンのことです。

シンガーソングライターをしていて、数々のステージやCDを出されるなど活躍されているTさんのレッスンがありました。

私が教えるのは声楽ですが、彼女には主に体の使い方やその時その時の状態を整えることに重点を置きながら、またポップスでよく歌えることが最も大切なことなので、声楽のレッスンが邪魔にならないようにということも大事にさせて頂いています。



さて、彼女も定期的に通って下さっていますが、一回のレッスンの中でアプローチをしていけることが増えてきたように思います。

学びが進み、声に関して考える余裕がでてきたので、曲に関しての解釈を深めることを前回のレッスンからし始めました。



生徒さんがどういった方向性で勉強していきたいかは折を見てお聞きするようにしています。

毎回のレッスンではその先にある目標を見据えながら、でもその時その時に必要な調整ややるべきことを見極めていきますが、この声に関する部分にある程度の余裕がないことには、例えば曲の設定や情景、心境というのは歌いながら思い浮かべるのは難しいと思います。

ですので、こういった解釈を掘り下げる作業を始めることは、自分がある程度その曲を歌えるようになってきたと思って頂いていいかと思います。



ということで、始めたことですが、さすが本業!

前回レッスンで少し取り組んだことを、しっかりとご自身の中でかみ砕いて今回のレッスンに臨んで下さっていました。

今回のレッスンではまだ理解が足りない部分が発見でき、次回への課題が見つかったと自覚されていたので、これを次回に向けてどのように消化して下さるのか、大変たのしみに思いました。



こうして自分が曲という世界の中で一体どういったことを表現するのか、創造するのかが明確になっていく毎に、どんな声が欲しいのか、だからどう歌いたいのかがもっとはっきりしていくと私は考えています。

次回のレッスンでは、では「こうしたい」の為に、じゃあ体はこうやって使おう!とか、声に対するアプローチをもっとはっきりと計画していけたらいいなと思います。

楽しみですね♪



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少し落ち着きました。

2018年04月23日 | レッスン

マニフィカ カンタービレ声楽教室



娘の入学に向けて3月から落ち着かない毎日でしたが、お弁当作りも今日でひとまず終了し、ほっと胸をなでおろしたところです。

今日は家庭訪問もありましたが、担任をして下さる先生の人となりが分かるお話ができ、とてもよい時間が持てました。



3月はネットに関わることで試行錯誤をしていましたが、ブログの更新に関してはできるだけ毎日書いてみた結果、自分が思うスタイルを考えると週一回くらいがよいのかもと感じました。

ということで、ひとまず今後はそんな感じで続けていきたいと思っています。

読んで下さる皆さんには引き続きお付き合いを頂ければ幸いです。

よろしくお願いします。



さて、先週のレッスンで一番心に引っかかったことは、「適正なサイズに口を開ける」ということでした。

ただ、こちらに関しては色々な要因があっての口の開け方とも言えるので、場合によっては直接的に口の開け方を触れないこともあるのですが、それでも読んで下さる中の誰かに参考になることもあるかなと思うので書いてみたいと思います。

人によって出来たり、或いは今は試みない方がいい、という場合もあるので、その点を注意の上で読んで下さいね。



例えばですが、口を(大きく)開けるのが早すぎる場合があります。

そうして響きが落ちてしまう、このパターンが多いように思いますが、逆に開けないといけない時に口を開けない、開けられないことで声を出しにくい時もあります。

気が付かないで開けていない方もいらっしゃいますし、原因があり開けられない方もいます。

状況はどうあれ、鏡や撮影をしてどういう動きになっているか確認してみるのもいいかもしれません。



先週で一番うれしかったのは水曜日のレッスンの時でしたね。

姿勢を整えてからの口の開け方、という風にアプローチしていったところ、「これが彼女の『声』だ」、という声が聴けました。

ちゃんと気が付いてるかな…。

次回のレッスンが大変楽しみです。(^^)





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レッスン風景 4/11編

2018年04月11日 | レッスン

マニフィカ カンタービレ声楽教室



お一人目のTさんが本番前最後のレッスンということで、本番を意識して進めていきました。

元々お声によく合った選曲であったとは思いますが、随分とよい形にまとめられるようになったと思います。

本番が楽しみですね。



そのレッスンでも言ったことですが、本番に関わらずにこういう練習をときどき生徒さんにお勧めさせて頂いています。


「フレーズ毎に切って練習する。」


これだけ言うと当たり前の練習ですが、私は特に呼吸に注意するようにお伝えしています。

しっかり息が吸えていることを確認してから歌いだす、これを全部のフレーズで行います。


というのも、全て繋げて歌っていると、時々苦しくなったり息が上がってしまうことはないでしょうか?

これはそのフレーズが問題なのではなく、その手前までで準備ができなくなっていることが原因、ということがよくあります。

そのままにしておくと準備ができていない状態で歌い続けることになるので、準備ができている状態で歌うことをしっかりと確認して頂きます。

ちゃんと準備さえできていれば難しくないということは多々あります。

そうした状態を当たり前にできるところまで練習すると全てを繋げて歌っても歌いにくさというのは感じにくくなると思います。


文章だけで書くのは難しいですね。

少しでもよく伝わっていると幸いです。

自由に全てのフレーズを歌う為にパーツに分けて丁寧に練習すること、とっても大事ですよ。(^^)




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