マニフィカ カンタービレ声楽教室
木曜日のレッスンのことです。
シンガーソングライターをしていて、数々のステージやCDを出されるなど活躍されているTさんのレッスンがありました。
私が教えるのは声楽ですが、彼女には主に体の使い方やその時その時の状態を整えることに重点を置きながら、またポップスでよく歌えることが最も大切なことなので、声楽のレッスンが邪魔にならないようにということも大事にさせて頂いています。
さて、彼女も定期的に通って下さっていますが、一回のレッスンの中でアプローチをしていけることが増えてきたように思います。
学びが進み、声に関して考える余裕がでてきたので、曲に関しての解釈を深めることを前回のレッスンからし始めました。
生徒さんがどういった方向性で勉強していきたいかは折を見てお聞きするようにしています。
毎回のレッスンではその先にある目標を見据えながら、でもその時その時に必要な調整ややるべきことを見極めていきますが、この声に関する部分にある程度の余裕がないことには、例えば曲の設定や情景、心境というのは歌いながら思い浮かべるのは難しいと思います。
ですので、こういった解釈を掘り下げる作業を始めることは、自分がある程度その曲を歌えるようになってきたと思って頂いていいかと思います。
ということで、始めたことですが、さすが本業!
前回レッスンで少し取り組んだことを、しっかりとご自身の中でかみ砕いて今回のレッスンに臨んで下さっていました。
今回のレッスンではまだ理解が足りない部分が発見でき、次回への課題が見つかったと自覚されていたので、これを次回に向けてどのように消化して下さるのか、大変たのしみに思いました。
こうして自分が曲という世界の中で一体どういったことを表現するのか、創造するのかが明確になっていく毎に、どんな声が欲しいのか、だからどう歌いたいのかがもっとはっきりしていくと私は考えています。
次回のレッスンでは、では「こうしたい」の為に、じゃあ体はこうやって使おう!とか、声に対するアプローチをもっとはっきりと計画していけたらいいなと思います。
楽しみですね♪
大阪・京橋 カンタービレ声楽教室
ホームページはこちら♪
ただ今新規生徒さまを募集中です!! お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら