マニフィカ カンタービレ声楽教室
今日の日記は、特に「調子が上がらないな」とか、「調整中」という方に読んで頂きたい内容です。。。
※閲覧上のご注意:表現方法の違いがあったり、私個人に対するレッスン内容なので万人に共通する内容ではありません。
同じことを言っても言葉というのは時として180度ま逆のことを意味することもありますので、その辺りはご了承の上でご覧下さい。
今日ははっきり言って体が全然言うことを聞きません。
でも、意外とレッスンに行ったらなんとかなるかな~なんて思って行ってみました。
しかしまあ、回を重ねる毎に色々言われまくる私…。
楽しいわ~♪
まだまだうまくなる気がします(*^^*)
(先生にうまいこと乗せられてます・笑)
さて、今日はまた「ん~」から始まりました。
(口蓋に…という発声です。)
まあ、案の定できないことこの上ない。
ぷしゅ~って感じです。
毎回同じことを言われているのですが、特に私にとって難しいのが
「Apnea」
訳すと「無呼吸・呼吸停止」という意味ですが、
「息を吸って止める」
この動作があいまいなのです。
でも今日、なんか自分が思い違いをしているような…
できていないのはその「思い違い」のような気がしました。
なので明日試してみます。
次回、土曜のレッスンでそれを試してうまくいったらまたご報告します。
で、あまりにも声が疲れているし、体が動かない私に先生は
「今日は調子が悪い日なの?」
と聞いたので、間違いなく調子が悪い私は
「悪い。」
と言いました。
あ~、なんて素直な私。
日本じゃ「調子が悪いです。」なんて言えないような教育を受けてきたんだけど、 イタリアの技術を前に、「リラックスしてなんぼや!」
と思えるようになっていたので言いました。
そしたら…
「Fa niente. Non e` un problema. Non essere preocupata. Perche` magari non va benissimo, devi pensare 2 mesi, 3 mesi, un anno di lavoro. Non pensare oggi devi fare tutto. Calma. Non e` importante. Anche se facciamo poco, perche` oggi non riesce. Molto normalmente. Succede tante volte anche per me. Se posso chiudere, faccio le altre cose. Ma non posso, insinto pochino. Ma non tanto. Perche` e` utile. Non e` utile, non e` interessante insistere continuamente quando la giornata non e` buona.」
だいたいこんな感じです。(間違ってても大目に見て下さい・汗)
訳してみますと…(だいたいで大目に見て下さい・ははは)
「仕方ないじゃない、大した問題じゃないわ。 心配しないで。
よくなくても、2ヶ月、3ヵ月、一年先のことを考えなさい。
今日全部しようなんて思わないで。
大丈夫、そんな大きなことじゃないの。
ちょっとしかできなくても、今日はできないのよ。
そんなのよくあること。
私にだって何回もあるわ。
私の場合、練習をやめられるなら他のことをするけど、もしできなかったら、もう少しだけやってみる。でも少しだけ。
その方がいいの。
うまくいかない日に、練習していいことないなら続けることに執着するのは全然いいことじゃないしね。」
なんてことを言ってくれました。
訳すって難しいですね~。
先生ってこんなキャラクターかな(苦笑)
ま、いいや。
でも、私はこういう精神的なことってとても大切な気がしたので書いてみました。
大きく成長したいなら、こういう大きなスパンでもって物事を見たいし、こういうスタンスでいることが自分の歌を客観的に捕らえる時にも必要じゃないんかな~と思いました。
こんな力の抜ける話を聞いた後、本当に無駄な力が抜けたのか次のパッセージでは結構うまくいきました。
①ドミレファミソファレド
「ドミ」をi、「レファ」をe、それ以降を「o」で発声。
②ソファミレドレミファソラシドレドシラソファミレド
最初の下降を「i」で、それ以降は「o」で発声。
①の注意点は高音域で発声する時には広げてしまわないこと。
「私にとっては大して高い音じゃない」
②最初の一音はめちゃくちゃたっか~いところから
降ってくるように。
「Dal ciel cade!」
先にあるように、本当にうまくいったんですが、だからといって全てがオッケーという訳ではありません。
以前の私では考えられないのですが、私はアジリタが結構得意な声です。
だからどちらかというとAppoggiare(支える)やLegatoが難しいようです。
だけど両方できなくちゃね。
その後、結局ちょっとだけ歌おうといった割りにうまくいったのでNorinaも歌いました。
例えばなんですが、皆さんはフレーズの中で最高音を出すときにどんなイメージを持っているでしょうか?
私は高いな、だけでした。
でもですね、前の日記にも書いたかな?
最高音の手前で十分に開ける、準備万端にしておく、と書いてたかと思いますが、それに加えて今日はこんな風に言われました。
手前の音が一番高くて、その後はGiu`(下に)或いはGirare.って言われたんですよ。
Girareってまわすんですよね。
知ってた言葉なんですけどねぇ。
なんか手前の音より「低い場所」にあるイメージが鮮明に浮かんできたんですよ。
「は、何?!こんなに楽していいの?」みたいな。
開け切ってしまったら「低い」のイメージで十分出るし、しかも「低い」ので音自体がリラックスする。
(準備して開けるを必ずしないといけないけど)
このイメージがすっときたんですよね。
私にとってはすごくよかったです。
よかったら試してみて下さい☆
そうだ、歌と関係ない話ですが、先生はこんなことも言いました。
私の声だと 「Nolonaなのよね。」
~onaって「大きい」って意味があるんですよ(笑)
(相合傘したら私は常に腕を超まっすぐ上に伸ばしてないといけなかった)
ほんとかわいらしい人だなって思います☆
次回はUna voce poco faもちょっと歌う予定です。
(先生が歌ったらむちゃくちゃうまかった(>
~マニフィカグループからのお知らせ~
[大阪]第4回声楽プレミアムマスターコース受講生・公開レッスン見学希望者同時募集!!
イタリアで活躍するオペラ歌手Maddalena Calderoniによる声楽プレミアムマスターコースを開催致します。7割以上の方が繰り返し受講されている声楽のマスターコースです。イタリアの技術を学びたい、自分の可能性を伸ばしたい方は是非ご参加下さい。ホームページで受講生の声やレッスン風景もご覧頂けます。
⇒こちらをクリック
[開催期間]
平成23年2月5日(土)~13日(日)
・グループレッスン:5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)
・プライベートレッスン:7・8・9日いずれか一日を選択 (プライベートレッスンは非公開です。)
[募集期間]
受講生:平成22年11月25日(木)~平成23年1月24日(月)
公開レッスン見学希望者:平成22年12月1日(水)~平成23年2月3日(水)
(期日までに募集定員を満たした場合にはその時点で募集を打ち切ります。)
[会場]
大阪・京橋
[当マスターコースの狙い]
声楽の技術を完成させるためのこのマスタークラスはオペラの声楽技術における表現の可能性を掘り下げることを狙いとしています。各生徒は3~4曲を用意し、講師はその中から生徒の能力に見合ったものを選び、コースではその曲を学びます。尚、今回より選抜コース(専門技術取得の資質がある方やプロ・プロを目指す方が対象)と一般コースに分けて受講生の募集を行い、より多くの方が受講しやすい形になりました。
お問い合わせ・詳細はこちらをご覧下さい。⇒こちらをクリック
主催:マニフィカ ラ・ムージカ♪
後援:在大阪イタリア総領事館 イタリア文化会館
今日の日記は、特に「調子が上がらないな」とか、「調整中」という方に読んで頂きたい内容です。。。
※閲覧上のご注意:表現方法の違いがあったり、私個人に対するレッスン内容なので万人に共通する内容ではありません。
同じことを言っても言葉というのは時として180度ま逆のことを意味することもありますので、その辺りはご了承の上でご覧下さい。
今日ははっきり言って体が全然言うことを聞きません。
でも、意外とレッスンに行ったらなんとかなるかな~なんて思って行ってみました。
しかしまあ、回を重ねる毎に色々言われまくる私…。
楽しいわ~♪
まだまだうまくなる気がします(*^^*)
(先生にうまいこと乗せられてます・笑)
さて、今日はまた「ん~」から始まりました。
(口蓋に…という発声です。)
まあ、案の定できないことこの上ない。
ぷしゅ~って感じです。
毎回同じことを言われているのですが、特に私にとって難しいのが
「Apnea」
訳すと「無呼吸・呼吸停止」という意味ですが、
「息を吸って止める」
この動作があいまいなのです。
でも今日、なんか自分が思い違いをしているような…
できていないのはその「思い違い」のような気がしました。
なので明日試してみます。
次回、土曜のレッスンでそれを試してうまくいったらまたご報告します。
で、あまりにも声が疲れているし、体が動かない私に先生は
「今日は調子が悪い日なの?」
と聞いたので、間違いなく調子が悪い私は
「悪い。」
と言いました。
あ~、なんて素直な私。
日本じゃ「調子が悪いです。」なんて言えないような教育を受けてきたんだけど、 イタリアの技術を前に、「リラックスしてなんぼや!」
と思えるようになっていたので言いました。
そしたら…
「Fa niente. Non e` un problema. Non essere preocupata. Perche` magari non va benissimo, devi pensare 2 mesi, 3 mesi, un anno di lavoro. Non pensare oggi devi fare tutto. Calma. Non e` importante. Anche se facciamo poco, perche` oggi non riesce. Molto normalmente. Succede tante volte anche per me. Se posso chiudere, faccio le altre cose. Ma non posso, insinto pochino. Ma non tanto. Perche` e` utile. Non e` utile, non e` interessante insistere continuamente quando la giornata non e` buona.」
だいたいこんな感じです。(間違ってても大目に見て下さい・汗)
訳してみますと…(だいたいで大目に見て下さい・ははは)
「仕方ないじゃない、大した問題じゃないわ。 心配しないで。
よくなくても、2ヶ月、3ヵ月、一年先のことを考えなさい。
今日全部しようなんて思わないで。
大丈夫、そんな大きなことじゃないの。
ちょっとしかできなくても、今日はできないのよ。
そんなのよくあること。
私にだって何回もあるわ。
私の場合、練習をやめられるなら他のことをするけど、もしできなかったら、もう少しだけやってみる。でも少しだけ。
その方がいいの。
うまくいかない日に、練習していいことないなら続けることに執着するのは全然いいことじゃないしね。」
なんてことを言ってくれました。
訳すって難しいですね~。
先生ってこんなキャラクターかな(苦笑)
ま、いいや。
でも、私はこういう精神的なことってとても大切な気がしたので書いてみました。
大きく成長したいなら、こういう大きなスパンでもって物事を見たいし、こういうスタンスでいることが自分の歌を客観的に捕らえる時にも必要じゃないんかな~と思いました。
こんな力の抜ける話を聞いた後、本当に無駄な力が抜けたのか次のパッセージでは結構うまくいきました。
①ドミレファミソファレド
「ドミ」をi、「レファ」をe、それ以降を「o」で発声。
②ソファミレドレミファソラシドレドシラソファミレド
最初の下降を「i」で、それ以降は「o」で発声。
①の注意点は高音域で発声する時には広げてしまわないこと。
「私にとっては大して高い音じゃない」
②最初の一音はめちゃくちゃたっか~いところから
降ってくるように。
「Dal ciel cade!」
先にあるように、本当にうまくいったんですが、だからといって全てがオッケーという訳ではありません。
以前の私では考えられないのですが、私はアジリタが結構得意な声です。
だからどちらかというとAppoggiare(支える)やLegatoが難しいようです。
だけど両方できなくちゃね。
その後、結局ちょっとだけ歌おうといった割りにうまくいったのでNorinaも歌いました。
例えばなんですが、皆さんはフレーズの中で最高音を出すときにどんなイメージを持っているでしょうか?
私は高いな、だけでした。
でもですね、前の日記にも書いたかな?
最高音の手前で十分に開ける、準備万端にしておく、と書いてたかと思いますが、それに加えて今日はこんな風に言われました。
手前の音が一番高くて、その後はGiu`(下に)或いはGirare.って言われたんですよ。
Girareってまわすんですよね。
知ってた言葉なんですけどねぇ。
なんか手前の音より「低い場所」にあるイメージが鮮明に浮かんできたんですよ。
「は、何?!こんなに楽していいの?」みたいな。
開け切ってしまったら「低い」のイメージで十分出るし、しかも「低い」ので音自体がリラックスする。
(準備して開けるを必ずしないといけないけど)
このイメージがすっときたんですよね。
私にとってはすごくよかったです。
よかったら試してみて下さい☆
そうだ、歌と関係ない話ですが、先生はこんなことも言いました。
私の声だと 「Nolonaなのよね。」
~onaって「大きい」って意味があるんですよ(笑)
(相合傘したら私は常に腕を超まっすぐ上に伸ばしてないといけなかった)
ほんとかわいらしい人だなって思います☆
次回はUna voce poco faもちょっと歌う予定です。
(先生が歌ったらむちゃくちゃうまかった(>
~マニフィカグループからのお知らせ~
[大阪]第4回声楽プレミアムマスターコース受講生・公開レッスン見学希望者同時募集!!
イタリアで活躍するオペラ歌手Maddalena Calderoniによる声楽プレミアムマスターコースを開催致します。7割以上の方が繰り返し受講されている声楽のマスターコースです。イタリアの技術を学びたい、自分の可能性を伸ばしたい方は是非ご参加下さい。ホームページで受講生の声やレッスン風景もご覧頂けます。
⇒こちらをクリック
[開催期間]
平成23年2月5日(土)~13日(日)
・グループレッスン:5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)
・プライベートレッスン:7・8・9日いずれか一日を選択 (プライベートレッスンは非公開です。)
[募集期間]
受講生:平成22年11月25日(木)~平成23年1月24日(月)
公開レッスン見学希望者:平成22年12月1日(水)~平成23年2月3日(水)
(期日までに募集定員を満たした場合にはその時点で募集を打ち切ります。)
[会場]
大阪・京橋
[当マスターコースの狙い]
声楽の技術を完成させるためのこのマスタークラスはオペラの声楽技術における表現の可能性を掘り下げることを狙いとしています。各生徒は3~4曲を用意し、講師はその中から生徒の能力に見合ったものを選び、コースではその曲を学びます。尚、今回より選抜コース(専門技術取得の資質がある方やプロ・プロを目指す方が対象)と一般コースに分けて受講生の募集を行い、より多くの方が受講しやすい形になりました。
お問い合わせ・詳細はこちらをご覧下さい。⇒こちらをクリック
主催:マニフィカ ラ・ムージカ♪
後援:在大阪イタリア総領事館 イタリア文化会館