このブログは「中年おじさんの散策」2の継続版です
20150311 宇都宮
栃木県宇都宮市二番町
宇都宮市街
元古久稲荷神社
このあたりには寛政(1789〜)頃に穀物問屋が21あった記録が残っており,それ以前から穀問屋が集中していた。米の計量単位「石」から「石町=こくちょう」と呼んだ。その東部が江戸初期にはすでに「東石町」と呼ばれていた。1619年に米穀商3軒が西の方角の伝馬町に移転し,そちらは東に対して「西石町」と名付けられ,のちに改称して「新石町」となった。
東石町の方は問屋が消えたので「元石町」に改称した。昭和49年に「二番町」と「三番町」に改称されて訳が分からなくなった。道路名に「元石町通り」として残っている。
社号を「元石」でなく「元古久」にしたひねりは不明らしい。