時間をもてあますほどのトランジットではない。フランクフルトは何度か来ている空港。どういう訳かだいたいの配置、雰囲気はわかりつつある。それでも大きな空港なので、以前のイメージはなかなか把握はできていない。
こういう場合には、行動できる範囲は一応行っておくと言うのが、我が夫婦の時間のつぶし方。前回(昨年)とはやや違うウィング。初めてのものも多い。しかし、基本は一緒なので、すぐに把握できる。でも番号・記号が付いていなければ全くわからなくなるであろう飛行場だ。
行き止まりで良い売店(bar)を見つけた。フランクフルトと飲み物を提供している。そうなれば小銭の整理も兼ねて、体験する事は鉄則。まだ1時間程度有るので、腰を据える。生ビールとフランクフルトと頼んだつもりだが、フランクフルトには丸いパンも付いてきた。どうもウィンナーとセットらしい。
麦酒が5ユーロ、フランクフルトが3.5ユーロだからお手軽。ボリューム有るつまみで妻と喉を潤す。当然、麦酒は1杯では足りないので、追加する。飛行機でこれから運動もせずに、機内食を食べなければならないのであまりたべる必要は無い。
地元の人は、このパンに挟んで立ったままたべるらしい。隣接してベンチがあったので、その一角を陣取る。麦酒はやはり軽め、でもおいしい。フランクフルトはやはり本場物。なかなかおいしい。この価格であれば十分な量でもある。
ティクアウトも可能な場所なので、ケチャップ・辛子なども自由に取れる。好みに応じてつけてたべれば、十分なつまみである。当然ビールとも合う。ローマから成田までは荷物は直送。気楽にのんびりできるのもありがたい。