クラスレッスンの内容をちょいと真面目にね。

パントマイムではその場で空間を移動しているように表現する事が多々あります。
例えば、マイムウォークというテクニックを使用して歩いている距離（時間）を表します。
これはスムーズな体重移動と体重を移動させる速度を
コントロールすることで成立させます。
昨日のクラスはこの体重移動の発展系。
「綱渡り」。
動きは複雑なので一概には伝えられませんが、簡単に言うと下記のような事になります。
綱に体重が掛かることによる身体の上下動の「揺れ」。
そして、落ちないために身体のバランスを取る左右の「揺れ」。
上下動の動きは綱からの影響で「揺れ」る。
左右の動きは意思で「揺れ」る。
影響で揺れるのと、自分の意志で揺れるのでは「揺れ」の質は全く違います。
この質の違いを手に入れなきゃならんのです。
そして、動きの初動は綱と接している足先から始まり伝わっていく。
まだまだありますよ。
高さから感じる恐怖（身体の緊張）、そうそう緊張だけでは恐怖を表現するには足りないですよね、恐怖を逃れた後の安堵（弛緩）があるからこそ恐怖と言う表現がより生きるのですから。
また、揺れの動き一つ一つに対するリアクション（表情）。まぁ、これも表情とは顔だけじゃありません、身体も同じです。
そして時間を操ること。
右脳と左脳フル活動ですよ。

なんか文章にすると小難しそうですけど…
実際にパントマイムをやってみると楽しいですよ。
なんてったって『カラダ一つ』で実に色んな事が表現出来ちゃうんですから！
さぁ、このブログを読んで体験レッスンを受けたくなってきたでしょ？？
では、↓をクリック！！（笑）
SOUKIオープンクラス情報

スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一