シアターΧ国際舞台芸術祭のオープニングプログラム
アイルランドの劇団マウス・オン・ファイア(アイルランド)
サミュエル・ベケット『時は流れる』を見る
上演作品は「言葉なき行為」「カタストロフィ」「なに どこ」の3作品
3作品で上演時間は1時間弱だったかな
ベケットに興味のある俺は見に行かなきゃいかんでしょ!
それに「言葉なき行為」はタイトルにもある通り
セリフはない
って、ことは?
そう、パントマイムってことだ
まぁ、演出家はダンスって表現をしてもいたけど
ちょいと『間』に関して考えちゃったね
俺たちゃこの『間』ってやつを非常に重要視してる
動くということは
何かを見たり、感じたりしたら
まず
確認する
そして
認識する
そこで
行動する
この全てを『間』という概念を意識しながら創りあげるんだ
だからこそちょっとした所作がドラマチックに成り得るんだ
と、思う
見ていてそこに違和感を感じた
別に良い、悪いを論じてるわけじゃない
俺にとって違和感ってネガティブなことじゃないから
そんなことを考えながら
両国から田原町まで歩いて帰ってきた
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一