突き刺さるような地元の皆さんの視線を
一心に浴びながら
(マジそんな感じだった)
空港の外へ
さて、タクシー探しっすね
って、いっぱいいるんだよ
運転手さんたちがさ
優しそうな感じの1人に声をかける
「サイババのアシュラムのあるプッタパルティに行きたいんだ」
って、伝えたら
わーっと、他の運転手も集まってきたー!!
最初の運転手さんが〇〇ルピーで行くぜ
他の方々も「じゃ、俺は〇〇ルピー!」
みたいな感じでまるでオークションっすよ(苦笑)
まぁ、縁だからさ
最初の運転手さんに決めることにした
でもね…
この移動が一番怖かったんだよね
4時間、2人きり
「金出せ!」なんて言われて
途中で車から放り出されたりすりゃ最悪…
そんな情報も東京で聞いてたしね
マジでナイフとか持ってないよな…
って、かなりビビってた
で、それを気取られないように
俺は精一杯虚勢はって車に乗り込んださ(^^;)
救いは、暗くなる前に到着できそうってことだけ
発車して気付いたのは
街中はクラクションが鳴り響いてる
こんなに鳴らさなくても良いんじゃない??
誰がなんのために鳴らしてるのか全然分からん
カーステレオから音楽が流れてても
絶対に聞こえないね
街中から出ると田舎道…
急に静かになる
話しかけてきてくれるんだけど
よく分からんので
結局、2人無言になる…(笑)
途中、「休憩するよ」って
チャイの屋台がある所で停車した
「えっ?休憩すんの?」
まぁ、言うこと聞くしかないんでね
俺も外へ出た
「チャイ飲むか?」って、聞かれたけど
流石にお腹が心配だったので断った
彼のチャイの料金は当然のように俺の支払い(笑)
で、ホールドアップも無しで
無事にアシュラムに到着しましたとさ
良かった、良かった♪
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一