スーパーパントマイムシアターSOUKI ブログ

「銀河鉄道の夜 Gray ticket, Green ticket」ご来場ありがとうございました。

1994年、30歳だった俺は、インドに向かうことになる。Part6

2020-04-17 19:08:43 | SOUKI

突き刺さるような地元の皆さんの視線を

一心に浴びながら

(マジそんな感じだった)

空港の外へ

さて、タクシー探しっすね

って、いっぱいいるんだよ

運転手さんたちがさ

優しそうな感じの1人に声をかける

「サイババのアシュラムのあるプッタパルティに行きたいんだ」

って、伝えたら

わーっと、他の運転手も集まってきたー!!

最初の運転手さんが〇〇ルピーで行くぜ

他の方々も「じゃ、俺は〇〇ルピー!」

みたいな感じでまるでオークションっすよ(苦笑)

まぁ、縁だからさ

最初の運転手さんに決めることにした

でもね…

この移動が一番怖かったんだよね

4時間、2人きり

「金出せ!」なんて言われて

途中で車から放り出されたりすりゃ最悪…

そんな情報も東京で聞いてたしね

マジでナイフとか持ってないよな…

って、かなりビビってた

で、それを気取られないように

俺は精一杯虚勢はって車に乗り込んださ(^^;)

救いは、暗くなる前に到着できそうってことだけ

発車して気付いたのは

街中はクラクションが鳴り響いてる

こんなに鳴らさなくても良いんじゃない??

誰がなんのために鳴らしてるのか全然分からん

カーステレオから音楽が流れてても

絶対に聞こえないね

街中から出ると田舎道…

急に静かになる

話しかけてきてくれるんだけど

よく分からんので

結局、2人無言になる…(笑)

途中、「休憩するよ」って

チャイの屋台がある所で停車した

「えっ?休憩すんの?」

まぁ、言うこと聞くしかないんでね

俺も外へ出た

「チャイ飲むか?」って、聞かれたけど

流石にお腹が心配だったので断った

彼のチャイの料金は当然のように俺の支払い(笑)

で、ホールドアップも無しで

無事にアシュラムに到着しましたとさ

良かった、良かった♪

 

スーパーパントマイムシアターSOUKI

江ノ上陽一