ハロー、まゆです。
本日、1月16日は、藪入りの日。
奉公人が休暇をもらって実家に帰ったり、一日中遊んでいい日です。
そして「初閻魔」と呼ばれる閻魔様のご縁日です。
閻魔様のご縁日は毎月1日と16日。
その中でも1月16日のご縁日は初閻魔と呼ばれ、
閻魔様をご本尊とするお寺では御開帳が行われます。
初閻魔になると獄卒は仕事を休み、亡者も骨休みができる日とされていました。
そして、藪入りの日にあたるこの日は、多くの人々が縁日に出かけていました。
1月16日は人間だけではなく、地獄のお休みなんです。
余談ですが、上記の画像は、私が高校生の頃大好きだった漫画『鬼灯の冷徹』
地獄の獄卒たちの日常をコミカルに描いた作品です。
地獄についてはもちろん、
仏教、神道、キリスト教、ギリシャ神話、など様々な宗教学をポップに学ぶこともできる
大変面白い漫画です。よかったらぜひ読んでみてください。
さて、「閻魔様=恐い」というイメージですが、
お参りに行くと、どんなご利益があるのか。
あまりイメージが湧かないですよね。
閻魔様には眼病治癒のご利益があると言われています。
昔、眼を患った老婆がいました。
ある日老婆は夢の中で閻魔様に
「願掛けの満願成就の暁には、
私の両目の内、ひとつを貴方に差し上げよう」と言われます。
すると、満願の日に老婆の眼が治ったのだそう。
満願の日に老婆の目は治り、以来、大王の右目は盲目となりました。
源覚寺の閻魔さまの右目部分は割れて黄色く濁っています。
婆は感謝のしるしとして好物の「こんにゃく」を断ち、
それを供えつづけたということです。
このことから、源覚寺の閻魔さまは
「こんにゃく閻魔」と呼ばれるようになり、
眼病治癒の閻魔さまとして人々の信仰を集めています。
この逸話をきっかけに、閻魔様には眼病治癒のご利益があると
言われるようになったそうです。
恐いイメージがある閻魔様には、こんなご利益があったんですね。
現代社会でも、スマートフォンやPCの画面の見過ぎで目が疲れてしまったり、
目が悪くなってしまう人も多いのでは。
私も仕事でPC画面を見つめている時間が多く、最近の悩みは疲れ目です。。
ただ、私はこんにゃく大好きなので、断つのは難しい。。。
目は使いすぎることによって
目の周りの血流が滞り、疲れ目やかすみ目の症状が出ます。
不足している血を補う必要があります。
赤い食べ物(ベリー系、肉や魚の赤身系など)
黒い食べ物(黒ごま、わかめ、海苔など)
私のように、こんにゃく好きな方は上記を試してみてくださいね。
・・・また話が逸れましたね(^_^;)
今日は人間界だけでなく、地獄もお休みの日。
日々忙しくしている方、今日はゆっくり過ごすのもいいかもしれませんよ。
まゆ