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初閻魔

2023-01-16 11:32:54 | 雑学

ハロー、まゆです。

 

本日、1月16日は、藪入りの日。

奉公人が休暇をもらって実家に帰ったり、一日中遊んでいい日です。

 

そして「初閻魔」と呼ばれる閻魔様のご縁日です。

 

閻魔様のご縁日は毎月1日と16日。

その中でも1月16日のご縁日は初閻魔と呼ばれ、

閻魔様をご本尊とするお寺では御開帳が行われます。

 

初閻魔になると獄卒は仕事を休み、亡者も骨休みができる日とされていました。

そして、藪入りの日にあたるこの日は、多くの人々が縁日に出かけていました。

1月16日は人間だけではなく、地獄のお休みなんです。

 

 

余談ですが、上記の画像は、私が高校生の頃大好きだった漫画『鬼灯の冷徹』

地獄の獄卒たちの日常をコミカルに描いた作品です。

地獄についてはもちろん、

仏教、神道、キリスト教、ギリシャ神話、など様々な宗教学をポップに学ぶこともできる

大変面白い漫画です。よかったらぜひ読んでみてください。

 

さて、「閻魔様=恐い」というイメージですが、

お参りに行くと、どんなご利益があるのか。

あまりイメージが湧かないですよね。

閻魔様には眼病治癒のご利益があると言われています。

 

昔、眼を患った老婆がいました。

ある日老婆は夢の中で閻魔様に

「願掛けの満願成就の暁には、

私の両目の内、ひとつを貴方に差し上げよう」と言われます。

すると、満願の日に老婆の眼が治ったのだそう。

満願の日に老婆の目は治り、以来、大王の右目は盲目となりました。

源覚寺の閻魔さまの右目部分は割れて黄色く濁っています。

 

 

婆は感謝のしるしとして好物の「こんにゃく」を断ち、

それを供えつづけたということです。

このことから、源覚寺の閻魔さまは

「こんにゃく閻魔」と呼ばれるようになり、

眼病治癒の閻魔さまとして人々の信仰を集めています。

 

この逸話をきっかけに、閻魔様には眼病治癒のご利益があると

言われるようになったそうです。

恐いイメージがある閻魔様には、こんなご利益があったんですね。

 

現代社会でも、スマートフォンやPCの画面の見過ぎで目が疲れてしまったり、

目が悪くなってしまう人も多いのでは。

 

私も仕事でPC画面を見つめている時間が多く、最近の悩みは疲れ目です。。

ただ、私はこんにゃく大好きなので、断つのは難しい。。。

 

目は使いすぎることによって

目の周りの血流が滞り、疲れ目やかすみ目の症状が出ます。

不足している血を補う必要があります。

赤い食べ物(ベリー系、肉や魚の赤身系など)

黒い食べ物(黒ごま、わかめ、海苔など)

私のように、こんにゃく好きな方は上記を試してみてくださいね。

 

・・・また話が逸れましたね(^_^;)

 

今日は人間界だけでなく、地獄もお休みの日。

日々忙しくしている方、今日はゆっくり過ごすのもいいかもしれませんよ。

 

まゆ